2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 有機化学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 小林 令子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B25B |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 医薬品、生活用品、食品など多くの有機化合物がわれわれの生活や命をを支えている。また、われわれの体も有機化合物でできている。本科目では、これらの有機化合物を系統だてて学ぶことにより、有機化学の重要性を知り、命を支える化学を理解することができるようになる。本科目は、交通システム工学科の学習・教育目標A~Iのうち、「C 専門基礎学力」の達成に関与する重要科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を主体に、プロジェクターを併用した講義形式で行う。必要に応じてプリントを配布する。 |
履修条件 | 基礎化学を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 科目概要の解説および基礎的事項の確認 科目の概要についての解説、および有機化合物を構成する原子間結合について。 【事前学習】(120分)原子の電子配置および化学結合について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
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第2回 | 有機化合物の種類 官能基による有機化合物のグループ分け。有機化合物の命名法。 【事前学習】(120分)官能基にはどのようなものがあるか学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第3回 | 有機化合物の構造と基本骨格 単結合、二重結合、三重結合。分子の極性、分子間力。 【事前学習】(120分)原子の電子配置と分子の立体構造について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第4回 | 炭化水素 飽和、不飽和、環式炭化水素。芳香族炭化水素。 【事前学習】(120分)炭化水素の種類について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第5回 | アルコール、エーテル、チオール アルコール、フェノール、チオール、エーテルの構造と性質。 【事前学習】(120分)アルコール、エーテルとは何か学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第6回 | アルデヒド、ケトン アルデヒドとケトンの構造と性質。 【事前学習】(120分)アルデヒドとケトンとは何か学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第7回 | カルボン酸とカルボン酸誘導体 カルボン酸、エステル、アミド、ニトリルの構造と性質。 【事前学習】(120分)カルボン酸、カルボン酸誘導体とは何か学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第8回 | アミン アミンの構造と性質。 【事前学習】(120分)アミンとは何か学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第9回 | 高分子 モノマーとポリマー。付加重合と縮重合。 【事前学習】(120分)付加重合と縮重合について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第10回 | アミノ酸とタンパク質 タンパク質の構造と性質。生体内での役割。 【事前学習】(120分)アミノ酸とは何か学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第11回 | 糖質 糖質の構造と性質。生体内での役割。 【事前学習】(120分)グルコースの構造について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第12回 | 脂質 脂質の構造と性質。生体内での役割。 【事前学習】(120分)脂肪酸について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第13回 | 細胞の構造、核酸 細胞内小器官。DNAとRNAの構造と生体内での役割。 【事前学習】(120分)細胞の構造について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第14回 | 有害有機化学物質 ヒトの健康や環境に有害な化学物質。 【事前学習】(120分)有害化学物質について学習しておくこと。 【事後学習】(120分)ノートを整理し、内容を自分の言葉で説明できるようにすること。 |
第15回 | 理解度確認テストおよび解説 【事前学習(120分)】講義で示した範囲、授業で強調した点、教科書の例題や練習問題をよく確認しておくこと。 【事後学習(120分)】解答した内容がどの程度合っていたか、間違えている箇所があったとすれば、その要因を考え,各自で再度確認して理解を深める。 |
その他
教科書 |
高橋秀依、須貝威、夏苅英昭 『はじめて学ぶ有機化学』 化学同人 2016年 第1版
積極的に教科書を読んで授業にのぞんでください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認テスト70%、課題など30%により、総合的に評価する。 レポート課題は3回程度を予定。翌週に提出させる。 提出する回に、正答へのポイントを解説する。 |
質問への対応 | 授業前後に対応。 |
研究室又は 連絡先 |
rkobayashi806@gmail.com |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
授業で得た知識を生かし、身の回りの物質や現象を化学的な視点から考える姿勢を持ってください。授業には必ず出席すること。授業中の私語は控えてください。 |