2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | プロジェクトマネジメント | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 佐田・藤原 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32K |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通施設整備における建設事業の進め方について基礎的な知識を習得し説明することができることを目標としています。建設事業を遂行する際の仕事の進め方について、計画・調査段階、設計段階、入札・契約段階および施工段階など、一連のプロセスを勉強し、実務概要を理解することを目指します。本科目は学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。またH「歴史・文化・環境を生かす実践能力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を併用し講義を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目、両コース共通、共通、選択。 |
授業計画
第1回 | プロジェクトマネジメントとは プロジェクトマネジメントの重要性/国際比較 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
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第2回 | プロジェクトとマネジメントの概要 建設プロジェクトのサイクルと参画者/建設マネジメントの体系 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第3回 | 計画・調査段階でのプロジェクトマネジメント 社会ニーズと建設プロジェクトの企画/事業化分析と事業評価/環境アセスメント 第1回レポート課題出題(第4回授業で解説) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第4回 | 設計段階でのプロジェクトマネジメント コンサルタント業の概要/住民合意形成/設計条件と設計者/実施設計 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第5回 | 入札・契約段階でのプロジェクトマネジメント 入札図書の作成/多様な入札方式/請負契約 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第6回 | 施工段階でのプロジェクトマネジメント 建設業の概要/契約図書と施工計画/Q(品質)、C(原価)、D(工程)、S(安全)、E(環境) 第2回レポート課題出題(第9回授業で解説) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第7回 | 公共事業におけるプロジェクトマネジメントの実例 請負契約に基づく公共工事の実例 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第8回 | アセットマネジメント概説 アセットマネジメントとは/アセットマネジメント導入の背景と課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第9回 | 施工管理の方法 工程管理/工程表の種類/品質管理/統計処理 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第10回 | アセットマネジメントに必要な工学的知識 点検と健全度診断技術/寿命と劣化予測技術/補修・補強技術 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第11回 | アセットマネジメントに必要な経済学的知識 維持管理シナリオ/予防保全/ライフサイクルコスト/インフラ会計 第3回レポート課題出題(第12回授業で解説) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第12回 | アセットマネジメントの実例 アセットマネジメントの導入事例 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第13回 | 民間事業・PFI事業におけるプロジェクトマネジメントの実例 PFI事業のスキームと実例/コンセッション 第4回レポート課題出題(第14回授業で解説) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第14回 | 公共事業における技術者倫理とエンジニアの資質 プロジェクトマネジメントにおける技術者倫理と技術者の資質 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
第15回 | 平常試験及びその解説 理解度確認のためのテストを実施し、本科目に関連する学習・教育到達目標及び具体的な能力が身についていることを確認する。 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(240分) |
その他
教科書 |
『プリント使用』
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参考書 |
小林康昭 『建設マネジメント』 山海堂 2005年
中川良隆 『建設マネジメント実務』 山海堂 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
数回の講義ごとにレポート課題により理解度を評価します。また、全体的な知識の理解度を平常試験で評価します。総合評価は平常試験(60%)、レポート課題(40%)の配点とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。ただし、出席が70%に満たない場合は、原則として平常試験の採点対象としません(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可)。 |
質問への対応 | 佐田:授業終了後に教室で質問を受け付ける。または、オフィスアワーに研究室で受け付ける。 オフィスアワー:火曜日・12時30分~13時00分・水曜日・12時30分~13時00分・船橋校舎7号館7212室 藤原:授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館7212室(空間情報研究室) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
建設事業の内容や進め方について、自分で資料を調べて考えて欲しい。 |