2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
交通安全
交通安全への取り組みを総合的に理解する
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 福田・稲垣 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B41F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、我が国および諸外国における交通事故と交通安全対策の現状を理解するととともに、交通安全対策を推進する上で必要となる様々なアプローチを習得することです。 本科目は、学科の教育・学習到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
交通安全に関する様々なテーマを非常勤講師も含めてオムニバス形式で講義を行います。 |
履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース共通 |
授業計画
第1回 | 日本の交通安全の取り組みと海外への貢献(1)(福田) 【事前学習】戦後から現在までの我が国の交通事故の概要を調べてまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
---|---|
第2回 | 日本の交通安全の取り組みと海外への貢献(2)(安井) 【事前学習】世界における交通事故の実態を調べまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第3回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(1)安藤 【事前学習】交通事故が発生した場合どのように調査され記録されるのかを調べまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第4回 | 交通事故統計と交通安全対策概論(2)安藤 【事前学習】交通白書などを読み、実施されている交通安全としてどのようなものがあるかまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第5回 | 交通安全教育(1)(稲垣) 子どもや高校生を対象とした交通安全教育の考え方や、地域における安全教育啓発の事例について学ぶ。 【事前学習】子どもや高校生を対象とした交通安全教育について、事例や課題について調べて理解をしておくこと(120分) 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと(120分) |
第6回 | 交通安全教育(2)(稲垣) 高齢者や初心運転者のリスク特性について学び、運転者教育の手法について理解する。 【事前学習】高齢者や初心運転者を対象とした交通安全教育について、事例や課題について調べて理解をしておくこと(120分) 【事後学習】授業内で配付した資料に基づいて復習し、内容を十分に理解しておくこと(120分) |
第7回 | 交通事故分析(1)交通事故データを活用した事故分析(富永) 【事前学習】交通事故現場での処理に関する情報を探し内容を理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第8回 | 交通事故分析(2)衝突実験と事故解析、交通安全デバイス(富永) 【事前学習】衝突実験に関する情報を探し、内容を理解してくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第9回 | 四輪車と異なる二輪車の特性(旋回時のロール運動、横力の発生メカニズム、荷重移動に起因する前後輪制動の特徴)(関根) 【事前学習】二輪車の運動に関する情報を探し、内容を理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第10回 | 二輪車の走行位置などに起因する事故事例、事故予防安全デバイスの研究事例紹介(関根) 【事前学習】二輪車事故の特徴に関して情報を集め、理解すること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第11回 | 海外における交通事故の現状と交通安全の取り組み 道路安全監査制度、ビジョンゼロ政策(福田) 海外における交通安全に対する様々な取り組みを理解する。交通安全対策を多面的に説明できる能力を習得する。 【事前学習】ビジョンゼロ政策について調べ内容をまとめてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第12回 | 交差点における交通安全対策(1)交差点の設計、運用の在り方(福田) 「交差点改良のキーポイント」にしたがって、交通安全の観点から交差点構造、運用のあり方を学ぶ。交通安全の観点から交差点構造、運用に対する適切な改善案を提示できる能力を習得する。 【事前学習】交差点で発生する事故の形態について調べ考察してくること(120分) 【事後学習】交差点の改良案を作成しまとめること(120分) |
第13回 | 交差点における交通安全対策(2)信号制御による対策(安井) 【事前学習】信号制御について調べてくること(120分) 【事後学習】配布されたプリントを読み復習すること(120分) |
第14回 | まとめ(安井) 【事前学習】これまで配布されたプリントを読み復習すること(240分) |
第15回 | 平常試験及びその解説(福田、安井、稲垣) 【事前学習】これまで配布されたプリントを読み復習すること(180分) 【事後学習】試験で正答が得られなかった問題を掘り下げ理解すること(60分) |
その他
教科書 |
(社)交通工学研究会 『道路交通技術必携2013』 (財)建設物物価調査会 2013年 第1版
(社)交通工学研究会 『交差点改良のキーポイント』 丸善株式会社 1991年 第1版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義ごとにミニテストを行い、毎回の理解度を評価。全体的な致死の理解度を定期試験で評価。 総合評価は、試験(70%)、ミニテスト(30%)の配点とし、GPA制度の基準委したがって合否および優劣の評価を行う。 ただし、出席が80%に満たない場合は、原則として総合評価の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可)。 |
質問への対応 | オフィスアワー時に研究室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館3階 739室 福田 7号館4階 743ーB室 安井 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:10
火曜 船橋 12:30 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |