2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 測量実習 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 佐田・江守 他 | 履修期 | 年間 |
| 単位 | 4 | 曜日時限 | 金曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B53G |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、交通計画および施設建設における測定技術について基礎的な知識を習得することです。応用測量の分野についての講義から土木技術者として、必要な測量の知識を「基準点測量」」、「計画設計」、「路線測量」、「地形測量」を中心に習得を目指します。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち、「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、C「専門基礎学力」、D「専門応用学力」、I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
実習 1班6名程度の班で実習を行います。各班はAグループとＢグループに分かれてグループごとに異なる項目の実習を行います。 なお、天候による実習実施が出来ない可能性があることを想定し、各実習の前後に１時間程度実習を行う場合があります。 |
| 履修条件 | 専門教育科目、両コース共通、必修。 （1）CADの操作に習熟していることが望ましい。 （2）Excelなどの表計算ソフトに習熟していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス／測量機器の操作説明／班編成 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
|---|---|
| 第2回 | 測量機器の操作練習 Aグループ：測角（トータルステーション）、Bグループ：水準（レベル） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第3回 | 測量機器の操作練習 Aグループ：測角（トータルステーション）、Bグループ：水準（レベル） 第1回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第4回 | 測量機器の操作練習 Aグループ：水準（レベル）、Bグループ：測角（トータルステーション） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第5回 | 測量機器の操作練習 Aグループ：水準（レベル）、Bグループ：測角（トータルステーション） 第2回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第6回 | 測量機器の操作練習 Aグループ・Bグループ共通：測距（トータルステーション、鋼巻尺） 第３回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第7回 | 基準点測量 Aグループ・Bグループ共通：踏査／選点／埋標／点の記作成／測量機器の整準練習 レポート課題解説（第1回・2回・3回） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第8回 | 基準点測量 Aグループ：多角測量（トータルステーション）、Bグループ：水準測量（レベル） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第9回 | 基準点測量 Aグループ：多角測量（トータルステーション）、Bグループ：水準測量（レベル） 第4回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第10回 | 基準点測量 Aグループ：GPS測量（GPS測量機）、Bグループ：多角測量（トータルステーション） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第11回 | 基準点測量 Aグループ：GPS測量（GPS測量機）、Bグループ：多角測量（トータルステーション） 第5回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第12回 | 基準点測量 Aグループ：水準測量（レベル）、Bグループ：GPS測量（GPS測量機） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第13回 | 基準点測量 Aグループ：水準測量（レベル）、Bグループ：GPS測量（GPS測量機） 第6回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第14回 | 基準点測量 Aグループ・Bグループ共通：基準点測量のデータまとめ（１） レポート課題解説（第４回・5回・6回） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第15回 | 前期のまとめ Aグループ・Bグループ共通：基準点測量のデータまとめ（２） 第7回レポート課題の説明 水準測量のデータを用いた最小二乗法による網平均計算をエクセルで行う課題 を説明する。後期の最初の授業時にレポートを提出すること。 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第16回 | ガイダンス（路線測量、地形測量） Aグループ・Bグループ共通：踏査／選点／埋標／点の記作成 第7回レポート課題の解説 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第17回 | 基準点測量 Aグループ：路線測量用基準点（トータルステーション）、Bグループ：地形測量用基準点（セオドライト） 第8回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第18回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：路線測量線形計算、Bグループ：数値地形測量（セオドライト） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第19回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：路線測量線形計算、Bグループ：数値地形測量（セオドライト） 第9回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第20回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：路線測量測設（トータルステーション）、Bグループ：数値地形測量（座標計算） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第21回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：路線測量測設（トータルステーション）、Bグループ：数値地形測量（図面作成） 第10回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第22回 | 基準点測量 Aグループ：地形測量用基準点（セオドライト）、Bグループ：路線測量用基準点（トータルステーション） 第11回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第23回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：数値地形測量（セオドライト）、Bグループ：路線測量線形計算 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第24回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：数値地形測量（セオドライト）、Bグループ：路線測量線形計算 第12回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第25回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：数値地形測量（座標計算）、Bグループ：路線測量測設（トータルステーション） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第26回 | 路線測量，地形測量 Aグループ：数値地形測量（座標計算）、Bグループ：路線測量測設（トータルステーション） 第13回レポート課題 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第27回 | 路線測量，地形測量 Aグループ・Bグループ共通：縦横断測量（レベル） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第28回 | 路線測量，地形測量 Aグループ・Bグループ共通： 縦横断測量（レベル）縦横断測量（レベル）のデータ整理 レポート課題解説（第8回～13回） 先端測量機器の紹介：3次元レーザスキャナのデモ説明 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第29回 | 成果物作成 Aグループ・Bグループ共通： （1）縦横断図（手書き、CADで製図） （2）測量センター周囲の地形図（手書き、CADで製図） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
| 第30回 | 成果物提出 Aグループ・Bグループ共通： （1）縦横断図（手書き、CADで製図） （2）測量センター周囲の地形図（手書き、CADで製図） 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。（120分） |
その他
| 教科書 |
資料集の他、随時プリントを用意します。
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| 参考書 |
測量学の教科書、参考書を測量実習の参考書とします。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
毎回の実習ごとにレポート課題を課しその内容で理解度を評価します。また、測量成果品によって習熟度を評価します。総合評価はレポート課題（80%）、成果品（20%）の配点とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。 ただし、出席率が80%に満たない場合は、原則として採点対象としません（正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可）。毎回必ず出席してください。 |
| 質問への対応 | 佐田、江守：授業終了後に教室で質問を受け付ける。または、オフィスアワーに研究室で受け付ける。 オフィスアワー：火曜日・12時30分～13時00分・水曜日・12時30分～13時00分・船橋校舎7号館7212室 三島：授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
7号館7212室（空間情報研究室） |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ～ 13:10 佐田
水曜 船橋 12:20 ～ 13:10 佐田
火曜 船橋 12:20 ～ 13:10 江守
木曜 船橋 12:20 ～ 13:10 江守
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| 学生への メッセージ |
測量は社会基盤の整備を行う上で、「避けて通れない重要な技術」のひとつです。 測量はこの20年間で、コンピュータのハード、ソフトの両面の発達、従来測量技術の電子化などの周辺を取り巻く技術の長足の進歩。さらに、宇宙技術まで巻き込んで進化し続けています。現在の時点で完成しつつ、未完成の技術といっても過言ではありません。 測量の最先端の技術を習熟してもらうには1年間はあまりにも短いかもしれませんが、『トータルステーション』、『GPS測量』などを用いて、一気に最新の測量技術に直に触れることによって、現代測量を体感してもらいます。 また、併設する『測量学』、『空間情報工学』の講座も含めて、いつでも最新の測量技術を理解できるまでの基本的な測量技術を習得してもらいます。 |