2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 不動産開発プロジェクト | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 根上・宇於崎 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1・2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C21S |
クラス | 企画経営コース | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築物および土地のモデルを設定し、計画立案、建設、維持管理など(買収、販売、アフターケアなども含めて)一連の流れをとらえ、有効利用のあり方について企画・開発の応用力を養う。あわせてプレゼンテーション能力を磨き、自身の作品を表現するとともに、不動産開発の一連の流れを理解し、概要を説明できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
グループにより調査・分析、企画・設計、企画書の作成を行う。あわせて各回グループごとにワークショップ形式により議論をして作品の質を高める。 |
履修条件 | グループによる調査・企画・設計を行うので、欠席しないこと。 |
授業計画
第1回 | 本科目の構成と概要,課題説明 課題の出題意図を解説する。演習の範囲、進め方、内容、目的、成績の評価方法の説明を行う。 【事前学習】不動産開発について具体的な開発用地を仮定して検討し,質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,不動産開発について具体的な開発用地を仮定し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
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第2回 | 現地踏査報告 地域特性、資料収集、敷地の選定 地域特性を現地の観察結果から読み取り、関連資料を収集する。現地踏査の結果発表と敷地の選定。 【事前学習】仮定した開発用地について現地調査の結果にもとづき,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,現地調査をさらに広げ,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第3回 | 現況分析① 敷地と周辺の環境 立地条件、上位計画、交通量など対象地区及び周囲の施設用途・階数・構造、法規制、地価、人口、景観、歴史の調査、問題点マップの作成などによる周辺の環境分析を試みる。 【事前学習】仮定した開発用地について各種調査の結果にもとづき,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,各種調査をさらに広げ,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第4回 | 現況分析② 敷地と周辺の環境 立地条件、上位計画、交通量など対象地区及び周囲の施設用途・階数・構造、法規制、地価、人口、景観、歴史の調査、問題点マップの作成などによる周辺の環境分析を試みる。 【事前学習】仮定した開発用地について各種調査の結果にもとづき,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,各種調査をさらに広げ,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第5回 | 基本計画① 計画概念(前提条件の整理、開発可能性の検討、計画テーマ・目標の設定)を明確にする。 【事前学習】仮定した開発用地について前提条件の整理と目標の設定を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,前提条件や開発目標を見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第6回 | 基本計画② 計画条件の設定(事業主体、事業手法、導入業種、特定街区・総合設計制度等の適用、床面積・容積率等の面積関係の調整、駐車台数、計画人口など)。同時に類似事例の検討を行う。 【事前学習】仮定した開発用地について計画条件の設定と類似事例の検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,計画条件や類似事例を見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第7回 | 基本計画③ 企画概要の整理、計画条件の決定(用途・機能、床満席の配分など)。 【事前学習】仮定した開発用地について企画概要の整理と計画条件の決定を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,企画概要と計画条件を見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第8回 | 建築計画① 施設配置計画、動線計画、平面計画・断面計画、スタディ模型などを検討する。 【事前学習】仮定した開発用地について施設配置計画や動線計画などの検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,施設配置計画や動線計画などを見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第9回 | 建築計画② デザインコンセプト(1/1,000程度のブロックプラン及びイメージパース、模型などで表現)を明確にする。構造計画、設備計画、防災計画、維持・管理計画などについて学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地についてデザインコンセプトなどの検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,デザインコンセプトなどを見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第10回 | 建築計画③ デザインコンセプト(1/1,000程度のブロックプラン及びイメージパース、模型などで表現)を明確にする。維持・管理計画、景観計画などについて学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地についてデザインコンセプトなどの検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,デザインコンセプトなどを見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第11回 | 事業計画① 事業手法ごとの条件整理、事業スケジュール、事業収支、商業経営計画などについて学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地について事業手法の検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,事業手法などを見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第12回 | 事業計画② 事業収支計画について学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地について事業手法の検討を行い,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,事業手法などを見直し,調査を進めるとともに理解を深め,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第13回 | 全体計画の整理 企画書として全体像の整理と整合について学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地について企画書を作成し,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,企画書を見直し,再整理を行い,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第14回 | 企画書の提出と最終プレゼンテーションの準備 企画書を提出するとともに発表の準備について学ぶ。 【事前学習】仮定した開発用地についての企画書を提出し,発表できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,プレゼンテーションを見直し,再整理を行い,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第15回 | 発表・講評 作品についての発表と講評・指導を行う。 【事前学習】仮定した開発用地についての企画書にもとづき発表を行えるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業にもとづき,企画書とプレゼンテーションを見直し,再整理を行って発表できるようにしておくこと。(120分) |
その他
教科書 | |
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参考書 |
『都市・建築・不動産 企画開発マニュアル』 エクスナレッジ 2014年 第2014~15版
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成績評価の方法 及び基準 |
作品(70%)+各回のプレゼンテーション・ワークショップ形式による議論内容(30%) |
質問への対応 | 演習中のディスカッションの中で行う。適宜研究室等でも受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
都市計画研究室(赤澤)タワー・スコラS805室 (akazawa.kanako@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 タワー・スコラS805室
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学生への メッセージ |
座学の科目の集大成として作品を作り上げるため、企画経営コース所属学生は原則として受講すること。 |