2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅱ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山中・井本・雨宮 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2・3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C22M |
クラス | 1組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 都市において人々が生活する公共空間のデザイン、ひとつの家族が生活する居住空間のデザインを実践することにより、生活と生活空間の分析・評価の方法を習得する。また、多様な建築設計に対するアプローチ・価値観が存在することを理解し、目標とする建築空間を実現するための空間構成手法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各ユニット20名程度の小グループに分かれて授業を行う。個人指導やグループ指導、ディスカッションなどを組み合わせ、各人が課題を発見し、提案することが求められる。アイデアをどのように進展させ、どのようにまとめるか、また、それをどのように表現するか、毎週各ユニットの先生とのコミュニケーションを通して学習する。個別評価の後、ユニットごとの講評会と全体講評会を行い、発展理解を促す。 |
履修条件 | 必修。原則として「デザイン基礎」「建築設計Ⅰ」を修得していること。 |
授業計画
第1回 | 住宅(1)指導① 計画敷地の特性を理解、類似事例の計画内容を理解、コンセプトの立案 |
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第2回 | 住宅(2)指導② 配置・ヴォリューム・ゾーニングの計画、平面スケッチとスタディ模型(1/100)の作成 |
第3回 | 住宅(3)指導③ 平面図・断面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成、建ぺい率・容積率の把握 |
第4回 | 住宅(4)中間講評会、指導④ 平面図・断面図・立面図(1/50)の作図、スタディ模型(1/50)の作成、構造計画・外構計画の確認 |
第5回 | 住宅(5)指導⑤、模型(1/50)提出 プレゼンテーションボードのレイアウト、透視図のアングル決定、提出条件の再確認 |
第6回 | 住宅(6)提出・評価・班別講評会 提出条件を満たした作品を提出し教員の評価を受ける。作品を発表したり、ほかの学生の発表や教員の講評を聞いたりして、課題に対する理解を深める。 |
第7回 | 住宅(7)全体講評会・返却 全体講評会に選出された学生の発表や教員の講評を聞き、課題に対する理解を深める。 園児のための遊び場・学び舎 出題 |
第8回 | 園児のための遊び場・学び舎(1)指導① 計画敷地の特性を理解、類似事例の計画内容を理解、コンセプトの立案 |
第9回 | 園児のための遊び場・学び舎(2)指導② 配置・ヴォリューム・ゾーニングの計画(1/200)、平面スケッチとスタディ模型(1/200)の作成 |
第10回 | 園児のための遊び場・学び舎(3)指導③ 平面図・断面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成、建ぺい率・容積率の把握 |
第11回 | 園児のための遊び場・学び舎(4)指導④ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/100)の作成、構造計画・外構計画の確認、 |
第12回 | 園児のための遊び場・学び舎(5)指導⑤ 模型(1/100)提出 プレゼンテーションボードのレイアウト、透視図のアングル決定、提出条件の再確認 |
第13回 | 園児のための遊び場・学び舎(6)提出・評価 提出条件を満たした作品を提出し教員の評価を受ける。 |
第14回 | 園児のための遊び場・学び舎(7)全体講評会・返却 全体講評会に選出された学生の発表や教員の講評を聞き、課題に対する理解を深める。 |
第15回 | 理解度確認と解説・班別講評会 作品を発表したり、ほかの学生の発表や教員の講評を聞いたりして、課題に対する理解を深める。 |
その他
教科書 |
「2019年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布。
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参考書 |
本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山崎誠子・梅田綾・長谷川洋平 『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2010年 第2版
日本建築学会編 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善出版 2005年 第3版
基本的な事実・歴史を知識として知るために、各自で必要な本・参考資料を読むこと、実際の建築を見学することも重要な設計作業のひとつである。幅広く建築・都市・景観の本を読むこと。
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成績評価の方法 及び基準 |
各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。各課題において、毎回指導を受けていない者の作品については採点されないことがある。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2019年度建築設計課題集」によるものとする。授業に際しては、「2019年度建築設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。 |
質問への対応 | 授業中に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
科目担当 山中新太郎 駿河台校舎 タワー・スコラ 7階 S707 建築設計講師室 03-3259-0725 研究室:タワー・スコラ 8階 S802室 メイル:yamanaka.shintarou@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 10:40 ~ 16:30 山中新太郎/建築設計講師室 タワー・スコラ 7階 S707
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学生への メッセージ |
建築設計は決まったひとつの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |