2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築積算・生産管理 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 川上 俊夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C31N |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 建築施工の基礎知識を復習しながら、工種ごとの簡単な数量積算の学習を行う。 節目で積算演習を行うことで、建築設計図の読み込みができるようになる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
(講義)パワーポイントと板書を併⽤し講義を⾏う。 (演習)基礎工事、躯体工事、仕上げ工事 3回の積算演習を行う。 |
履修条件 | 建築施工及び材料の基礎、基礎的な建築構造力学の修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | イラスト建築施工、建築積算概論について 建築実務の基本(入手~設計~施工~維持保全)を解説する。イラスト建築施工で建築施工の基本的な流れを復習する。使用する教科書と今後のスケジュールの説明を行う。 【事前学習】前期に勉強した建築材料、建築施工を復習しておくこと。(120分) 【事後学習】今後の授業スケジュールと授業内容を確認しておくこと。(120分) |
---|---|
第2回 | 仮設工事、基礎工事(土工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書21ページから43ページと教科書194ページから201ページを読んで仮設工事、土工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、仮設工事、土工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第3回 | 基礎工事(山留工事、地業工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書44ページから60ページと教科書202ページから208ページを読んで山留工事、地業工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、山留工事、地業工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第4回 | 【演習1】根切図の作図演習と解説 実際の建物の設計図から、根切図を作図方法、表記方法を解説する。 【事前学習】土工事、山留工事、地業工事のポイントを復習をしておくこと。(120分) 【事後学習】模範解答を復習し、演習の根切図完成させる。(120分) |
第5回 | 躯体工事1(鉄筋工事、型枠工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書61ページから80ページと教科書209ページから214ページを読んで鉄筋工事、型枠工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、鉄筋工事、型枠工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第6回 | 躯体工事2(コンクリート工事、構造比率)の施工と積算について 【事前学習】教科書61ページから95ページと教科書209ページから214ページを読んで鉄筋工事、型枠工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、鉄筋工事、型枠工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第7回 | 躯体工事3(鉄骨工事、既成コンクリート工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書96ページから118ページと教科書218ページから223ページを読んで鉄骨工事、既成コンクリート工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、鉄骨工事、既成コンクリート工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第8回 | 【演習2】実際の建物の構造図から 柱、梁の鉄筋、型枠、コンクリート数量積算演習と解説 【事前学習】鉄筋コンクリート工事の基本を復習をしておくこと。(120分) 【事後学習】模範解答を復習し、設計図の読み込みポイント、計算・集計方法を理解しておくこと。(120分) |
第9回 | 仕上げ工事1(防水工事、石工事、タイル工事)の施工と積算について解説する。 【事前学習】教科書119ページから133ページと教科書224ページから230ページを読んで防水工事、石工事、タイル工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、防水工事、石工事、タイル工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第10回 | 仕上げ工事2(木工事、屋根工事、金属工事、左官工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書134ページから153ページと教科書231ページから242ページを読んで木工事、屋根工事、金属工事、左官工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、木工事、屋根工事、金属工事、左官工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第11回 | 仕上げ工事3(建具工事、ガラス工事、塗装工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書154ページから164ページと教科書243ページから252ページを読んで建具工事、ガラス工事、塗装工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、建具工事、ガラス工事、塗装工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第12回 | 仕上げ工事4(内装工事、カーテンウォール工事、その他、屋外工事)の施工と積算について 【事前学習】教科書165ページから181ページと教科書253ページから260ページを読んで内装工事、カーテンウォール工事、その他、屋外工事の基本を学習しておくこと。(120分) 【事後学習】授業の内容を復習し、内装工事、カーテンウォール工事、その他、屋外工事で重要な部分をチェックしてまとめておくこと。(120分) |
第13回 | 【演習3】実際の建物の意匠図から、内装他の数量積算演習と解説 【事前学習】今まで学習した内部仕上げ工事の基本を復習をしておくこと。(120分) 【事後学習】模範解答を復習し、設計図の読み込みポイント、計算・集計方法を理解しておくこと。(120分) |
第14回 | 建築現場の生産管理について 実際の建築現場の生産管理の実態、発注者、設計者、施工者の関係・社会的責任などについて解説する。理解度確認試験の注意事項を伝達する。 【事前学習】教科書8ページから20ページを読むのと過去勉強した管理手法について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】第1回~第13回までの授業または演習課題で重要だと言われたポイントをチェックして理解しておくこと。(120分) |
第15回 | 理解度確認試験と解説 建築施工と数量積算の基本的要点について解説する。 【事前学習】これまでの授業について、理解できない部分をまとめて質問できるようにしておくこと。(120分) 【事後学習】理解度確認試験の内容を復習しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
㈱彰国社「新テキスト 建築の施工と積算」㈱彰国社2003年9月発行 2009年3月第2刷
「公共建築数量積算基準(平成29年版)」(国土交通省HPより各自入手)
|
---|---|
参考書 |
㈱彰国社「施工がわかるイラスト建築生産入門」
|
成績評価の方法 及び基準 |
3回の演習と理解度確認試験を基本として評価する。 |
質問への対応 | 講義中および講義後に対応する。質問内容によっては次週の講義に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
中田研究室:タワー・スコラ9階S901室:℡03-3259-0698 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
積算は施工管理関係に進む人には必須ですが、設計・企画・開発分野に進む人にも必要な知識ですので是非受講してほしい。 |