2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 都市防災 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 藤賀 雅人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C31O |
クラス | 企画経営コース | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 地震・火災, 土砂災害, 水害などの各種災害の被害と復興プロセスの特性について理解し, 建築・都市計画の観点からの対応策を学ぶ. 加えて,現代の都市防災の枠組みを把握し,防災・減災・事前復興の取り組みを理解する. 以上をふまえて都市防災の概要を説明できる |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式を基本とする. 状況に応じて,講義内で小課題・グループ討議等を加えることがある. |
履修条件 | 都市計画Ⅰ・Ⅱ, 都市デザインの講義内容など,都市・地域・集落の計画について関心があることが望ましい. |
授業計画
第1回 | イントロダクション 講義の進め方,講義が扱う内容について説明する. 【事前学修】シラバスの内容を読み込んでおく(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、これからの講義内容と関連する事項について自身で調べておくこと(120分) |
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第2回 | 大規模災害の歴史 日本・世界における災害史を概観する. 【事前学習】大災害の歴史について日本の事例について文献調査を行い、その要点を整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の災害の特性について整理しておくこと(120分) |
第3回 | 都市防災の枠組み① 近現代における防災計画の変遷を理解する. 【事前学習】配布資料の内容を振り返り、日本の防災計画の特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の防災計画の特性について整理しておくこと(120分) |
第4回 | 都市防災の枠組み② 近年の防災計画の風潮を理解する. 【事前学習】配布資料の内容を振り返り、日本の防災計画の特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の防災計画の特性について整理しておくこと(120分) |
第5回 | 防災面に配慮したプランニング 実際の都市,地区,街区等を事例に防災に配慮したプランニングを概観する. 【事前学習】配布資料の内容を振り返り、日本の防災プランニングの特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の防災プランニングの特性について整理しておくこと(120分) |
第6回 | 復興プロセス① 日本および海外における復興のプロセスを把握する. 【事前学習】配布資料の内容を振り返り、日本の復興プロセスの特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の復興プロセスの特性について整理しておくこと(120分) |
第7回 | 復興プロセス② 阪神淡路大震災など、震災の復興過程から現代の復興プロセスを考える. 【事前学習】阪神淡路大震災の復興プロセスの特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、阪神淡路大震災の復興プロセスの特徴を整理しておくこと(120分) |
第8回 | 復興プロセス③ 東日本大震災の復興過程から現代の復興プロセスを考える. 【事前学習】東日本大震災の復興プロセスの特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、東日本大震災の復興プロセスの特徴を整理しておくこと(120分) |
第9回 | 災害対応の法体系① 大規模災害に備えた法整備の内容を理解する. 【事前学習】日本の災害法制の変化を概観し、その特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の災害法制の変化を整理しておくこと(120分) |
第10回 | 災害対応の法体系② 復興過程における法整備の内容と計画立案の関係性を把握する. 【事前学習】日本の災害法制の変化を概観し、その特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、日本の災害法制の変化を整理しておくこと(120分) |
第11回 | 災害前後の行政対応 災害時の国・地方自治体の役割の違いを理解し、行政制度の全体像を理解する. 【事前学習】日本の危機管理行政について文献調査し、その特徴について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、危機対応の枠組み整理しておくこと(120分) |
第12回 | 防災まちづくり 先進的な防災まちづくりの取り組みを把握する. 【事前学習】配布資料をよく読み、防災まちづくりの事例について調査を行なっておくこと(120分) 【事後学習】授業で紹介した防災まちづくりの事例について視察を行うこと(120分) |
第13回 | 事前復興、レポート実施 事前復興の概念と施策の展開を把握する. 【事前学習】東京都の事前復興の取り組み内容について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料をよく読み、事前復興の枠組み整理しておくこと(120分) |
第14回 | レポートレビューとその解説 レポート課題の内容を共有し,ディスカッションを行う. 【事前学習】レポートの作成を行なっておくこと(120分) 【事後学習】他者のレポートをよく読み、その内容を整理しておくこと(120分) |
第15回 | 平常試験の実施、その解説、講義全体についてのポイント復習 【事前学習】講義全体について振り返りを行なっておくこと(120分) 【事後学習】講義の内容を整理する(120分) |
その他
教科書 |
講義内で資料を配布する.
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参考書 |
梶 秀樹, 塚越 功 『改訂版 都市防災学: 地震対策の理論と実践』 学芸出版社 2012年
日本建築学会 『復興まちづくり』 丸善 2009年
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%), レポート課題(30%), 必要に応じて講義内の小課題(10%)の合計60点以上を合格とする. |
質問への対応 | 授業後に対応する. |
研究室又は 連絡先 |
メールアドレス:m_fujiga@cc.kogakuin.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |