2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 民法Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 竹田 智志 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C42S |
| クラス | 企画経営コース | ||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 都市に居住するわれわれは、不動産とのかかわりにおいて生活や人生の大きな部分を占めざるを得ない。「土地」と「建物」を拠点として住み、働いている。また、土地や建物が街、都市の主要な部分を構成し地域を形成している。多くの人々の最も重要な財産のひとつでもある。都市への居住、そこでの事業の展開といった場面を想定し、民法を中心に据えてそれぞれの法律関係・権利関係を把握し、その概要を説明することができる。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
教科書を中心とした講義を進めていくことを心がけるつもりでいるが、その場面、場面によっては近時の判例が重要である。不動産にかかわる民法をテーマとするわけであるから、時には判例の分析、学説等の動きに注目し、より内容の深い講義を目指したいと考える。定期試験はもとより、講義そのものが暗記に頼るものではなく、法的考察を目的とするものであるから、講義を欠席することは単位修得に重大な影響を与える。なお、講義後の質問等については大歓迎である。 |
| 履修条件 | 「法学」「民法Ⅰ」等の基本科目を既に履修済みであることを望みたい |
授業計画
| 第1回 | guidance/不動産と法律（特に民法の構造と原則）の概要 【事前学修】シラバスの内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
|---|---|
| 第2回 | 不動産の法律関係（物権法を中心として） 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第3回 | 不動産売買の法律関係（債権法を中心として） 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第4回 | 不動産金融の法律関係（担保物権法を中心として） 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第5回 | 不動産の賃貸借①賃貸人と賃借人 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第6回 | 不動産の賃貸借②借地の法律関係 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第7回 | 不動産の賃貸借③借家の法律関係 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第8回 | 不動産の区分所有①マンションの財産関係 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第9回 | 不動産の区分所有②マンションの管理・建替え 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第10回 | 不動産売買の法律関係再論「取引」 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第11回 | 不動産売買の法律関係再論「建設請負契約」 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第12回 | 不動産売買の法律関係再論「損害賠償と瑕疵担保責任」 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第13回 | 不動産売買の法律関係再論「開発と環境権」 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第14回 | 不動産売買の法律関係再論「耐震偽装問題」 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
| 第15回 | 不動産売買の法律関係再論「全体のまとめ」/試験とその解説 【事前学修】講義の内容について質問できるようにまとめておく、試験準備（120分） 【事後学修】講義の内容について説明できるようにまとめる（120分） |
その他
| 教科書 |
鎌野邦樹 『不動産の法律問題』 日経文庫 日本経済新聞出版社 2008年 第2版
第1回目の講義時に指示。
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| 参考書 |
鎌野邦樹 『確認民法用語300』 成文堂 2007年 第3版
内閣法制局 『法律用語辞典或いは三省堂デイリー法学用語辞典でも可。』 有斐閣 1993 最新版がbetter年
『六法（ポケット､ディリー）』
講義時に、適宜指示します。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
試験＋質問および授業への積極的な参加。さらに、必要に応じて課題reportの提出を求める。 |
| 質問への対応 | その場で応答、あるいは次回講義で回答。 |
| 研究室又は 連絡先 |
窓口：都市計画研究室（赤澤） S805室 |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
各種資格試験において民法は難解で取り組み難いという声があるが、この講義では、建築学を研究する学生諸君とともに、不動産をその中心に据えて、民法との関わりを探りたい。社会で起こりえる不動産にまつわる事件、判例はタイムリーな話題として取上げるつもりである。 |