2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 田嶋 和樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C51M |
クラス | 1組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 建築の空間構成において,「構造」の果たす役割は重要である。その根幹は「力学」であり,構造力学の修得においては,『力の釣合い』と『力の流れ』を理解することが肝心である。構造力学の基礎を学ぶ本授業では,力とは何か?建物は何故建っているのか?について考えながら,最も単純な構造部材である梁からラーメン架構までを対象として,反力と断面力を算定する手法の修得を目指す。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
基礎的な原理や理論の習得を主目的として,講義形式で授業を進める。授業は前回の内容の復習から始め,徐々に新しい内容に導くよう配慮する。また,適宜,例題を示すことにより,理解の促進を図る。さらに,随時小テストを実施することにより,授業の節目において自身の理解度を確認できるよう工夫する。 |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | 構造力学を学ぶ意味/力の概念/力の釣合い 【事前学習(120分)】高校物理の「力学」の範囲を読んでくる。 【事後学習(120分)】高校物理の「力学」であいまいな部分を復習しておく。 |
---|---|
第2回 | 力の合成と分解(1) 数式解法 【事前学習(120分)】高校物理の「力学:力の合成・分解」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第3回 | 力の合成と分解(2) 図式解法 【事前学習(120分)】高校物理の「力学:力の合成・分解」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第4回 | 反力(1) 支点の条件/数式解法による静定梁の反力の計算 【事前学習(120分)】高校物理の「力学:力の釣り合い,モーメント」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第5回 | 反力(2) 数式解法による静定ラーメンの反力の計算 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第6回 | 反力(3) 図式解法による静定梁の反力の計算 【事前学習(120分)】「力の合成と分解(2)」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第7回 | 反力(4) 図式解法による静定ラーメンの反力の計算 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第8回 | 断面力(1) 数式解法による静定梁の断面力の計算 【事前学習(120分)】「反力(1)(2)」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第9回 | 断面力(2) 数式解法による静定ラーメンの断面力の計算 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第10回 | 断面力(3) 図式解法の導入 【事前学習(120分)】「反力(3)(4)」を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第11回 | 断面力(4) 図式解法による静定梁のM図の描画 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第12回 | 断面力(5) 図式解法による静定ラーメンのM図の描画 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第13回 | 断面力(6) 図式解法と数式解法を組み合わせたM図の描画 【事前学習(120分)】前回授業を復習しておく。 【事後学習(120分)】自分の授業のノートをつくる。 |
第14回 | 講義内容の総まとめ 【事前学習(120分)】これまでの授業ノートを読み返しておく。 【事後学習(120分)】これまでの例題を自分でもう一度解いてみる。 |
第15回 | 理解度確認テストおよびその解説 【事前学習(120分)】これまでの授業ノートを復習しておく。 【事後学習(120分)】解けなかった問題について質問できるようにしておく。 |
その他
教科書 |
構造力学研究会 『建築構造力学・上』 理工図書 2011年 第1版
|
---|---|
参考書 |
『建築構造力学演習・上巻』 齋藤謙次 理工図書
|
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験の結果(70%)と授業中に実施する小テストの結果(30%)を考慮する。 |
質問への対応 | 授業終了後,随時対応。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ9階S905 tajima.kazuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 13:20 ~ 14:50
|
学生への メッセージ |
構造力学Ⅰの内容は,以降の構造系科目の基礎となります。 分からないまま放置せず,必ず理解してください。 |