2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅲ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 中島・石鍋 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C51P |
クラス | 建築1組,企画経営1組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 構造力学Ⅰ・Ⅱで学んだ基礎をもとに,不静定構造の応力解析法を中心に学び身につける.また,建築構造設計に利用できる実務的な手法も身に付ける. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義内容は基礎的な原理や理論の習得を主目的として、教科書に沿って進める。授業は、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に入るよう配慮し、また適宜例題を示しながら理解の促進を図る。 |
履修条件 | 構造力学Ⅰ・Ⅱの学習内容を理解していることが前提となるので,不安のある者は確実に復習をしておくこと. |
授業計画
第1回 | 不静定構造概論:構造力学と構造設計の関わり 【事前学習】構造力学Ⅰ・Ⅱで学んだ,静定ラーメンおよび静定トラスの解法を復習しておく.特に変形の計算が重要になってくるので,既に学習した範囲については確実にしておくこと.(240分) |
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第2回 | 応力法による不静定構造の応力解析(1):梁 【事前学習】教科書P.11~26を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第3回 | 応力法による不静定構造の応力解析(2):ラーメン 【事前学習】教科書P.26~36を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第4回 | 応力法による不静定構造の応力解析(3):トラス 【事前学習】教科書P.36~42を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第5回 | 応力法による不静定構造の応力解析(4):確認テスト 【事前学習】過去3回の講義分のノートを読み返し,例題も解き直す.(240分) |
第6回 | たわみ角法による不静定構造の応力解析(1):基本理論と定式化 【事前学習】教科書P.43~54を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第7回 | たわみ角法による不静定構造の応力解析(2):節点が移動しないラーメン 【事前学習】教科書P.54~70を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第8回 | たわみ角法による不静定構造の応力解析(3):節点が移動するラーメン 【事前学習】教科書P.54~70をもう一度読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第9回 | たわみ角法による不静定構造の応力解析(4):確認テスト 【事前学習】過去3回の講義分のノートを読み返し,例題も解き直す.(240分) |
第10回 | 固定モーメント法による応力解析(1):基本理論 【事前学習】教科書P.125~130を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第11回 | 固定モーメント法による応力解析(2):表計算による方法,有効剛比(節点が移動しないラーメンを対象として) 【事前学習】教科書P.130~143を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第12回 | 固定モーメント法による応力解析(3):節点が移動するラーメン 【事前学習】教科書P.143~153を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第13回 | D値法による応力解析:基本理論 【事前学習】教科書P.154~165を読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第14回 | D値法による応力解析:一連の計算で理解を深める 【事前学習】教科書P.154~165をもう一度読む(120分) 【事後学習】講義中の例題を自分で1から解いてみる.余裕があれば,自分でアレンジした問題を作って解いてみる.(120分) |
第15回 | 平常試験とその解説 【事前学習】これまでのノートを読み返し,例題も解き直す.(240分) |
その他
教科書 |
構造力学研究会 『建築構造力学・下』 理工図書 2011年 第1版
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参考書 |
『建築構造力学演習・下巻』 斎藤謙次 理工図書 1999年 第18版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験の成績による |
質問への対応 | 定期的なオフィスアワーを設けて対応するほかに、メールによる質問も受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
中島:タワー・スコラ9階S907室 nakajima.hajime@nihon-u.ac.jp 03-3259-0704 石鍋:船橋校舎9号館923A室 ishinabe.yuichiro@nihon-u.ac.jp 047-469-5630 (金曜日は基本的にタワー・スコラS907に在室.訪問希望者は事前連絡を) |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 16:30 ~ 17:30
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学生への メッセージ |
構造力学Ⅰ,Ⅱで学習した基本をもとに,構造設計の実務的な内容に発展していきます. |