2019年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 田中(賢)・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ・当ゼミナールでは,海岸地域から農村地域・中山間地域・中心市街地・都市部そして東北被災地に至るまで,景観まちづくりを中心とした哲学・方法論などを学習する。その具体として,現地視察会をはじめ,調査力・データ分析力・提案力などを養うための演習を行うとともに,その演習成果を発表会形式で披露することによって,プレゼンテーション能力の向上をもねらいとする。 ・以上の学習を通じて「書ける」「話せる」「考えられる」の三拍子そろった技量を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
提示された複数のゼミナールテーマの中から,受講生が1つのテーマを選択し,そのテーマに関連した調査・解析等を展開する。また,その成果は論文形式でまとめ,その内容を発表会形式でビジュアルに披露することを基本方針とする。 |
履修条件 | 専門教育科目,必修。 まちづくりワークショップ,地域再生,景観まちづくりに興味あることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ゼミ活動の留意事項と年間スケジュールの紹介 [事前学習(60分)]シラバスに目を通すことでゼミナール全体の流れを把握するとともに,昨年度の前期課題である事例見学資料の内容を把握しておくこと。 [事後学習(60分)]第1回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
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第2回 | 景観まちづくりの意義と先進事例を学ぶ [事前学習(60分)]景観まちづくり事例を2事例程度調べ,その特徴を把握する。 [事後学習(60分)]第2回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第3回 | 景観まちづくりに関する名著の輪読① [事前学習(60分)]輪読の対象とする書籍を選定し,その内容をおおよそ把握しておく。 [事後学習(60分)]第3回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第4回 | 景観まちづくりに関する名著の輪読② [事前学習(60分)]輪読の対象とする書籍を引き続き読み込んで,興味・関心ある記述内容を抽出する。 [事後学習(60分)]第4回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第5回 | 景観まちづくりに関する名著の輪読③ [事前学習(60分)]輪読の対象とする書籍を引き続き読み込んで,興味・関心ある記述内容を抽出する。 [事後学習(60分)]第5回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第6回 | 現地見学会のフィールドについて学ぶ(まちの見方・調べ方・評価の仕方) [事前学習(60分)]フィールドサーベイの基本的事項を調べておく。 [事後学習(60分)]第6回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第7回 | イラストレーターを用いた現地見学会資料制作① [事前学習(60分)]まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 [事後学習(60分)]第7回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第8回 | イラストレーターを用いた現地見学会資料制作② [事前学習(60分)]第7回ゼミをふまえ,さらに,まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 [事後学習(60分)]第8回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第9回 | イラストレーターを用いた現地見学会資料制作③ [事前学習(60分)]第8回ゼミをふまえ,さらに,まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 [事後学習(60分)]第9回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第10回 | 現地見学会①(東京ウォーターフロント) [事前学習(60分)]現地見学会の主要ポイントの特徴を把握しておく。 [事後学習(60分)]現地見学会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第11回 | 現地見学会②(横浜ウォーターフロント) [事前学習(60分)]現地見学会の主要ポイントの特徴を把握しておく。 [事後学習(60分)]現地見学会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第12回 | PPTを用いた現地見学報告会(自分目線でみた景観評価とプレゼンテーションの実践) [事前学習(60分)]現地見学会の主要ポイントの特徴をPPTで表現する。 [事後学習(60分)]報告会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第13回 | 農村景観まちづくりづくりワークショップ① (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) [事前学習(60分)]現地の主要ポイントの特徴を把握しておく。 [事後学習(60分)]第13回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第14回 | 農村景観まちづくりづくりワークショップ② (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) [事前学習(60分)]第13回ゼミの結果を踏まえ,現地の取り組み事項を検討する。 [事後学習(60分)]第14回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第15回 | 農村景観まちづくりづくりワークショップ③ (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) [事前学習(60分)]第14回ゼミの結果を踏まえ,現地の取り組み事項を検討する。 [事後学習(60分)]第15回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第16回 | 海岸まちづくりづくりワークショップ① (海岸地域の特色を生かした地域活性化方策の検討) [事前学習(60分)]現地の主要ポイントの特徴を把握しておく。 [事後学習(60分)]第16回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第17回 | 海岸まちづくりづくりワークショップ② (海岸地域の特色を生かした地域活性化方策の検討) [事前学習(60分)]第16回ゼミをふまえ,さらに現地主要ポイントの特徴を把握しておく。 [事後学習(60分)]第17回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第18回 | 論文作成技法(ゼミ論文の作成方法)を学ぶ [事前学習(60分)]昨年度のゼミ論文成果品に目を通しておく。 [事後学習(60分)]第18回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第19回 | 論文作成のための文献レビューとオリジナリティを学ぶ [事前学習(60分)]テーマに即した文献レビューを試行しておく。 [事後学習(60分)]第19回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第20回 | 論文テーマの検討① [事前学習(60分)]自分の興味ある研究テーマを検討する。 [事後学習(60分)]第20回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第21回 | 論文テーマの検討②&調査方法の検討① [事前学習(60分)]引き続き自分の興味ある研究テーマを検討するとともに,テーマに即した調査方法も検討を行う。 [事後学習(60分)]第21回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第22回 | 調査方法の検討② [事前学習(60分)]引き続きテーマに即した調査方法の検討を行う。 [事後学習(60分)]第22回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 |
第23回 | 調査の実施 [事前学習(60分)]調査データの整理方法を学習しておく。 [事後学習(60分)]調査データを整理する。 |
第24回 | 調査データの分析① [事前学習(60分)]調査データの分析方法を学習しておく。 [事後学習(60分)]調査データを集計する。 |
第25回 | 調査データの分析②&図表作成① [事前学習(60分)]調査データの集計結果をどのような図表でまとめるかを検討する。 [事後学習(60分)]引き続き調査データの集計結果を図表でまとめる。 |
第26回 | 図表作成②&考察 [事前学習(60分)]図表をもとに調査データを考察する。 [事後学習(60分)]引き続き調査データを考察する。 |
第27回 | 論文作成① [事前学習(60分)]論文作成技法を学習しておく。あわせて,研究目的と研究概要の骨子をまとめておく。 [事後学習(60分)]結果及び考察を執筆する。 |
第28回 | 論文作成② [事前学習(60分)]まとめを執筆する。 [事後学習(60分)]論文全体を推敲する。 |
第29回 | PPTを用いたプレゼンテクニックを学ぶ [事前学習(60分)]昨年度のPPT成果品に目を通しておく。 [事後学習(60分)]PPTを作成するとともに,時間内に発表がおさまるようにリハーサルを重ねる。 |
第30回 | ゼミ論発表会&講評会 [事前学習(60分)]発表リハーサルを行うとともに,質疑対策を行う。 [事後学習(60分)]自身の発表を振り返り,満足点と課題点・改善点をまとめる。 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
ゼミナールの際に必要に応じて適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
・ゼミナール行事の出席状況,ゼミナールへの参加姿勢によって「生涯自己学習能力」と「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の基礎が習得できたかを,計画の立案において他の講義で習得した方法をどのように応用したかによって「専門応用学力」を習得できているかを,ゼミ論文内容によって「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」が習得できているかを評価する。 ・出席率が70%未満の場合は採点しない。 |
質問への対応 | 研究室またはEメールにて対応する。(ただし,匿名は受付ない) |
研究室又は 連絡先 |
タワー・スコラ12階:岡田研究室 okada.tomohide★nihon-u.ac.jp(★印を半角@に変換) |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 【前期】タワー・スコラ12階:岡田研究室
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 【後期】タワー・スコラ12階:岡田研究室
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学生への メッセージ |
ゼミナールは,大学院生や卒研生などとグループで作業を進めたり,また,実際のまちづくり活動に参画して地元住民・行政機関の方々と連携することもあることから,礼儀作法とともに,連帯意識,協調性,コミュニケーション力を重んじます(つまり,グループワークに積極的に参加できる必要があります)。 |