2019年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 |
卒業研究
だれもが健康安全で疎外感を感じることなく平等に暮らせるまちづくりの技術
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 天野・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66N |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
まちづくりは社会的なものです。すなわち、子どもから高齢者、そして妊産婦、障害者、外国人に至るまで、生活者一人ひとりの健康と幸福の追求と思います。こうした人々の平等な生活を保障するために、工学的(技術的)な手段をもって取り組む方法を追及します。 そのために当研究室では次のようなテーマに取り組んでいます。 ・まちづくりにおける差別解消法による「合理的配慮」 ・視覚障害者、聴覚障害者などの情報障害者へのまちづくり ・知的、発達、精神障害者の暮らしやすいまちづくり ・公共交通における安全とバリアフリー ・災害時における子ども、高齢者、障害者の避難計画 ・住宅、まちなどで起こる事故予防と対策 ・サイン計画とユニバーサルデザイン ・子育てしやすい住宅計画、まちづくり ・観光地、宿泊施設、レジャー施設における合理的配慮 ・子どもの遊び環境 ・それ以外にもだれもが安全、快適に利用できる住宅や公共施設、まちづくりに関するテーマならどのようなものでも研究対象となります。 |
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学修到達目標 | まちづくりにおいて、真に人間生活にふさわしい環境条件を、ハード、ソフト、それらを統合したシステムとして理解することを目標とします。 具体的には、まちには、様々なーズをもった多様な人々によって構成されています。それら多様なニーズはどのようなものがあるのか、それらを包括的に解決できる技術的、あるいはシステムとしての手段はどのようにすればよいのかを考え提案し、真のユニバーサルデザインに近づくまちづくりができる人となることを目標とします。 |
授業形態及び 授業方法 |
週に一回の定例ゼミ ・関連する内容に関する講義、もしくは学生への課題設定とプレゼンテーション ・関連論文や文献抄読などによる研究方法、まとめ方の理解 ・その他、研究やそのテーマに関する全員での討議 中間発表を合宿により行う 研究概要、プレゼンテーション作成などの一連の指導と発表 個別指導(研究指導) 研究が進んだ段階では、研究計画、進め方、結果の分析、考察などに関して個別指導が中心となる。 |
履修条件 | 予備知識はとくに必要ない。 ゼミにおいて、随時課題設定などを行うので、それについて真摯に取り組む姿勢があればよい。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
日頃のゼミにおける出席と積極的な取り組みについて、総合的に評価。 卒業研究の日頃からの取り組みの熱心さと結果、ならびにプレゼンテーションを総合的に評価。 |
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質問への対応 | ゼミは、インタラクティブに行われるので、そのときのテーマとのかかわりの有無にかかわらず、積極的に質問されたい。 |
研究室又は 連絡先 |
ゼミにおいて開示する。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:00 初回のゼミにおいて学生と相談して決める
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学生への メッセージ |
まちづくりは、そこで暮らす人々の人間探求によってさまざまな課題を解決していくものと思っています。人間に興味(行動、認知、考え、感覚器)がある人に来てもらいたいと思っています。また、こうしたデーターを解析する手法も考えていますので、数的処理に興味がある人も歓迎します。 |