2019年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 熱力学演習B | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉田 幸司 | 履修期 | 後期 |
単位 | 0.5 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F15O |
クラス | A,B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械工学系の重要基礎科目である熱力学は最近の科学と工業技術の進歩と共に適用分野が基礎から応用まで非常に広範囲になっている。科学や工業の熱に関わる必要不可欠な内容をできるだけ具体的に物との対応を行い、演習を通して理解する。 ①ガスサイクル(オットーサイクル、ディーゼルサイクル、サバテサイクル、ブレイトンサイクル)のp-V線図及びT-S線図を描き説明することができる。 ②ガスサイクル(オットーサイクル、ディーゼルサイクル、サバテサイクル、ブレイトンサイクル)の理論熱効率を求めることができる。 ③ガスサイクル(オットーサイクル、ディーゼルサイクル、サバテサイクル、ブレイトンサイクル)の最高温度や最高圧力などの状態量を求めることができる。 ④ガスサイクル(オットーサイクル、ディーゼルサイクル、サバテサイクル)の仕事量及び平均有効圧力を求めることができる。 ⑤圧縮機の作動原理を説明し、圧縮仕事を求めることができる。 ⑥蒸気のh-s線図および蒸気表を用いて蒸気の状態変化を求めることができる。 ⑦冷凍サイクルを説明し、成績係数、各熱量を求めることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
毎回、問題プリントを配布し、熱力学Ⅱの授業に添い基礎的で具体的な演習問題を各自で解く。 特別に必要な場合には、講義を加えて熱力学の理解を深める。 |
履修条件 | 熱力学Ⅱを受講しながら本演習を受講することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 第1回 熱力学演習Bの進め方の説明(B組) 熱力学演習Aの復習試験 【事前学習】熱力学Ⅰおよび熱力学演習Aについて復習すること。(30分) 【事後学習】試験でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
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第2回 | 第1回 熱力学演習Bの進め方の説明(A組) 熱力学演習Aの復習試験 【事前学習】熱力学Ⅰおよび熱力学演習Aについて復習すること。(30分) 【事後学習】試験でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第3回 | ガスサイクル(その1)容積型内燃機関の理論サイクル(B組) オットーサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.113-119を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第4回 | ガスサイクル(その1)容積型内燃機関の理論サイクル(A組) オットーサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.113-119を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第5回 | ガスサイクル(その2) 容積型内燃機関の理論サイクル(B組) ディーゼルサイクル,サバテサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.120-126を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第6回 | ガスサイクル(その2) 容積型内燃機関の理論サイクル(B組) ディーゼルサイクル,サバテサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.120-126を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第7回 | ガスサイクル(その3) 速度型内燃機関の理論サイクル(B組) ブレイトンサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.127-134を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第8回 | ガスサイクル(その3) 速度型内燃機関の理論サイクル(A組) ブレイトンサイクルに関する演習 【事前学習】教科書第6章「熱機関のサイクル」の内、p.127-134を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第9回 | ガスサイクル(その4) 空気圧縮機の理論サイクル(B組) 圧縮機に関する演習 【事前学習】教科書第7章「圧縮機のサイクル」p.135-145を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第10回 | ガスサイクル(その4) 空気圧縮機の理論サイクル(A組) 圧縮機に関する演習 【事前学習】教科書第7章「圧縮機のサイクル」p.135-145を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第11回 | 蒸気の性質とその応用 蒸気の状態変化および蒸気表と蒸気線図(B組) 蒸気h-s線図および蒸気表を用いて蒸気の状態変化を求める演習 【事前学習】教科書第8章「蒸気の性質と蒸気サイクル」p.147-160を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第12回 | 蒸気の性質とその応用 蒸気の状態変化および蒸気表と蒸気線図(A組) 蒸気h-s線図および蒸気表を用いて蒸気の状態変化を求める演習 【事前学習】教科書第8章「蒸気の性質と蒸気サイクル」p.147-160を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第13回 | 蒸気の性質とその応用 冷凍サイクル(B組) 冷凍サイクルの構成要素と動作及び成績係数を求める演習 【事前学習】教科書第9章「冷凍サイクル」p.161-169を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第14回 | 蒸気の性質とその応用 冷凍サイクル(B組) 冷凍サイクルの構成要素と動作及び成績係数を求める演習 【事前学習】教科書第9章「冷凍サイクル」p.161-169を読んで理解すること。(30分) 【事後学習】演習でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
第15回 | 理解度確認のための平常試験及びその解説A組・B組) 【事前学習】第1回から第7回までの演習問題を解けるようにすること。(30分) 【事後学習】平常試験でできなかった問題を解けるようにすること。(30分) |
その他
教科書 |
吉田幸司、岸本健、木村元昭、田中勝之、飯島晃良 『基礎から学ぶ熱力学』 オーム社 2016年 第1版
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参考書 |
演習問題を配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の演習課題の平均点と理解度確認のための平常試験により達成度を評価する。 演習の平均点60点以上および平常試験60点以上の場合に目標が達成されたものする。 評価に関しては、演習の平均点50%と平常試験の点50%として100点満点で評価する |
質問への対応 | 演習の後,その他随時 |
研究室又は 連絡先 |
吉田幸司(駿河台校舎タワースコラ17階S1716室) yoshia@mech.cst.nihon-u.ac.jp 秋元雅翔(駿河台校舎タワースコラ17階S1709室) akimoto.masato@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 駿河台校舎南棟1716室
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学生への メッセージ |