2019年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 弾性学Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 上田 政人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F15Q |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 多軸負荷において物体に生じる応力やひずみなど、材料力学で学んだ問題を少し進めて講義する。以下の内容を達成目標とする。 (1)多軸負荷における物体内部の任意断面に生じる応力を求めることができる。また、ロゼット解析により主ひずみ(主応力)を求めることができる。 (2)柱の座屈荷重を求めることができる。 (3)カスティリアーノの定理を用いて物体の変形量を求めることができる。 (4)仮想仕事の原理を用いて物体の変形量を求めることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書形式の講義形態をとるが、出来る限り対話形式で授業を進めたい. なお,タブレットへ筆記した内容をプロジェクターに投影する板書形式であり,板書内容はCSTポータルよりダウンロードできる.授業では重要な点のみをノートにとる程度とし,主には講義を聞くことに専念してほしい. |
履修条件 | 材料力学I及びIIを修得していることが好ましい. |
授業計画
第1回 | 2次元及び3次元の材料構成則 【事前学習】教科書8.5.1章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
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第2回 | 平面応力,平面ひずみ,弾性定数間の関係 【事前学習】教科書8.5.2章,8.5.3章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第3回 | 任意断面に生じる応力 【事前学習】教科書8.1.1章,8.1.2章,8.1.3章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第4回 | モーアの応力円 【事前学習】教科書8.2章,8.3章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第5回 | モーアのひずみ円,ロゼット解析 【事前学習】教科書8.6章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第6回 | 第1回~第5回までの授業範囲に関する平常試験1及びその解説 【事前学習】第1回~第5回までの授業範囲の総復習を行う(120分) 【事後学習】平常試験1の内容について復習する(120分) |
第7回 | 様々な座屈現象について,柱の座屈理論 【事前学習】座屈とは何かを調べてくる.インターネットを用いて構造が座屈した様子を確認する(120分) 【事後学習】CSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第8回 | 柱の臨界座屈荷重の求め方 【事前学習】前週の内容を踏まえ,簡単な境界条件にて臨界座屈荷重を計算してみる(120分) 【事後学習】CSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第9回 | 柱の座屈に与える境界条件の影響 【事前学習】前週の内容を踏まえ,境界条件を変えて座屈荷重を求めてみる(120分) 【事後学習】CSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第10回 | 第7回~第9回までの授業範囲に関する平常試験2及びその解説 【事前学習】第7回~第9回までの授業範囲の総復習を行う(120分) 【事後学習】平常試験2の内容について復習する(120分) |
第11回 | エネルギ原理入門:歪エネルギとは カスティリアーノの定理 【事前学習】教科書5.6.1章,5.6.2章,9.1章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第12回 | カスティリアーノの定理を用いた物体の変形量の計算 【事前学習】教科書9.1章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第13回 | 仮想仕事の原理 【事前学習】教科書9.2章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第14回 | 仮想仕事の原理を用いた物体の変形量の計算 【事前学習】教科書9.2章を読み,事前に授業内容を確認する(120分) 【事後学習】教科書及びCSTポータルからダウンロードした内容をノートにまとめる(120分) |
第15回 | 第11回~第14回までの授業範囲に関する平常試験3及びその解説 【事前学習】第11回~第14回までの授業範囲の総復習を行う(120分) 【事後学習】平常試験3の内容について復習する(120分) |
その他
教科書 |
2年次に配布した材料力学のテキストを持参のこと.
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験1(30点),平常試験2(30点)及び平常試験3(40点)の合計100点満点で,60点以上を合格とする. |
質問への対応 | 授業後に対応する.また,研究室で随時受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎S1702室 ueda.masahito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 16:30 3号館4階 348A室
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学生への メッセージ |