2019年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 精密加工学Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 李 和樹 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F52R |
クラス | 3年生,4年生 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 切削加工や研削加工に用いられる工作機械は精密測定用機械と同様に高い精度が要求される.本講義では精度とは何かについて考えることから始め,高い精度を実現するために必要とされる機械の設計原理を理解することを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とし,PowerPointを用いながら講義をする. |
履修条件 | 機械工作法Ⅰ,Ⅱ,精密加工学Ⅰを履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス 本講義の学習目標について説明し,講義の構成について解説する.また,精度と 工作機械との関係について説明する. 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(1回目なので教科書の全体に目を通すこと) |
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第2回 | ものづくりの順序と加工方法 精度について ・精度の定義 ・精度の評価 ・精密加工の変遷 ・工作機械の定義 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第3回 | 三次元の形状創成 ・機械部品と金型 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第4回 | ・三次元の基本形状 ・三次元の基本形状の創成と工作機械の運動 各種工作機械による加工法 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第5回 | 母性原理 ・高い形状精度を実現するには ・母性原理と進化の原理 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第6回 | 工作機械の基本構成要素 ・機械構造 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第7回 | ・応力基準設計と剛性基準設計 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第8回 | ・熱剛性設計 ・寸法と機械構造 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第9回 | テストの実施と解説 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(解説した内容について,教科書の該当箇所を復習する) |
第10回 | 滑りと転がり案内 ・滑らかな運動 ・運動の案内の配置 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第11回 | 工作機械の駆動方法 ・主軸の駆動 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第12回 | ・回転運動の駆動 ・直線運動の駆動 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第13回 | ・サーボ機構と数値制御 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第14回 | 工作機械の総括 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第15回 | テストの実施と解説 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(解説した内容について,教科書の該当箇所を復習する) |
その他
教科書 |
清水伸二 『初歩から学ぶ工作機械』 大河出版 2012年 第2版
比較的に新しい教科書であるため,最近の工作機械について紹介されている.
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参考書 |
講義中に逐次紹介する
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成績評価の方法 及び基準 |
2回の試験の結果をそれぞれ50点満点とし,合計100点満点で評価する. ただし,15回の授業時間の内,6回以上(授業時間の1/3以上)欠席したものは採点対象としない. |
質問への対応 | E-Mailにて連絡をしてくれれば,いつでも対応する. |
研究室又は 連絡先 |
E-Mail lee.hwasoo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 11:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |