2019年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 測定値計算法 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 金子 美泉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G41E |
クラス | 精密機械工学科2年 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 誤差、有効数字、単位等の実験データを正しくまとめるための知識を習得し、レポート、研究論文の記述ができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書・パワーポイントを用いて授業を進める。適時演習を行う。 |
履修条件 | 工作実習実験の理解が本講義の理解を助ける。 |
授業計画
第1回 | 測定値計算法の概要 測定値計算法について具体的な例を挙げて説明する。 【事前学習】シラバスを熟読し授業項目を理解すること(120分) 【事後学習】授業時に説明した授業の概要に合わせた参考資料を探すこと(120分) |
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第2回 | 測定の基礎 測定量、基準量、測定値について説明する。 有効数字 測定値の有効数字の取り扱いについて説明する。 【事前学習】授業内容について具体例を調べること(120分) 【事後学習】事業中に紹介した事例について説明できるようにしておくこと(120分) |
第3回 | 国際単位系(SI)と標準 測定値に付随する国際単位系および標準について説明する。測定の基礎 【事前学習】これまで受けてきた授業で出てきた単位等について調べること(120分) 【事後学習】授業中に解説した内容についてレポート等に反映できるようにすること(120分) |
第4回 | 計測器 計測器の性能や構成について具体例をもって説明する。 【事前学習】計測器の種類について調べること(120分) 【事後学習】授業中に開設した内容について説明できるようにしておくこと(120分) |
第5回 | 演習1 これまで授業内で行った内容についてまとめたレポートを作成し提出する 【事前学習】これまでの授業について復習すること(120分) 【事後学習】レポートにまとめた内容について解説できるようにしておくこと(120分) |
第6回 | 誤差0 誤差の要因について種類や原因を含めて解説する 【事前学習】これまでの実験で誤差としていたものについて復習する(120分) 【事後学習】授業内で解説した内容について説明できるようにしておくこと(120分) |
第7回 | 誤差1 測定データの取り扱い方を数値の分布から考える 【事前学習】これまでの実験で行った測定データの取り扱いについて復習する(120分) 【事後学習】授業内で解説した内容について復習すること(120分) |
第8回 | 誤差2 結果の解釈方法について計算を軸に解説する 【事前学習】微分・積分について復習しておくこと(120分) 【事後学習】授業内で実践した内容について復習しておくこと(120分) |
第9回 | 誤差3 測定値の統計処理について計算を軸に解説する 【事前学習】微分・積分について復習しておくこと(120分) 【事後学習】授業内で実践した内容について復習しておくこと(120分) |
第10回 | 誤差4 測定値の統計処理について計算を軸に解説する 【事前学習】微分・積分について復習しておくこと(120分) 【事後学習】授業内で実践した内容について復習しておくこと(120分) |
第11回 | 演習2 これまでの講義内容の復習と実践により、理解を深める。 【事前学習】これまでの授業内容の復習をしておくこと(120分) 【事後学習】演習内容について復習すること(120分) |
第12回 | 測定量の変換1 測定器の測定と表示の関係の機械量について説明する。 【事前学習】授業内容について関連参考資料を調べること(120分) 【事後学習】授業中に解説した内容を説明できるようにしておくこと(120分) |
第13回 | 測定量の変換2 測定器の測定と表示の関係の電気的量について説明する。 【事前学習】授業内容について関連参考資料を調べること(120分) 【事後学習】授業中に解説した内容を説明できるようにしておくこと(120分) |
第14回 | 演習3 これまで授業で行った内容について演習を行うとともに解説もおこなう 【事前学習】授業内容について復習すること(120分) 【事後学習】演習内容について復習し、理解すること(120分) |
第15回 | 試験及びその解説 【事前学習】授業内容について復習すること(120分) 【事後学習】演習内容について復習し、理解すること(120分) |
その他
教科書 |
教科書は使用しない。授業ごとに必要であれば資料を配布する。
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参考書 |
須山正敏・関根好文 『エレクトロニクス計測』 コロナ社 1989年
菅野允 『電磁気計測』 コロナ社 1991年
松代正三・吉田義之 編著『計測工学』 産業図書 2008年
門田 和雄 『絵ときでわかる計測工学』 オーム社 2018年
酒井 英行 訳 『実験制度と誤差ー測定の確からしさとは何か』 丸善出版 2012年
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成績評価の方法 及び基準 |
試験(70%)及び演習(30%)など総合的に判定し評価する。 授業内の課題等も考慮する。 |
質問への対応 | 講義中・講義後、オフィスアワーに内木場・金子研究室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館734室 内木場・金子研究室 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 10:40 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
測定値計算法は学生実験のレポート作成、研究室の研究論文の記述に役立つ知識となりますので授業で習得することを勧めます。 |