2019年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 基礎製図Ⅰ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 出井・大竹 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H51A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械系エンジニアにとって,各種機械設計をする際に「機械製図法」の知識が必要となる.この基礎製図Ⅰでは,機械製図法の基本ルールを身につける.この機械製図法を修得することで,部品図が描けることが出来るようになる. |
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授業形態及び 授業方法 |
各テーマごとに講義と演習を行い,講義内容が確実に理解できるようにする. |
履修条件 | 【未来博士工房対応科目】 特に予備知識は必要ありません. |
授業計画
第1回 | まず,「基礎製図Ⅰ」の講義内容と受講にあたっての注意事項を説明する. 「数字・文字,線種」:製図で用いる数字と文字,線の種類を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」11ページ-20ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
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第2回 | 投影法:立体を平面に表現する投影法を身につける. 【事前学習】「標準製図法」11ページ-20ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第3回 | 正投影図の演習:正投影図を描くことで,機械製図の用いる第三角法の描き方を理解する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第4回 | 立体図法:平面図から等角図法を用いて,立体図の描き方を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」26ページ-28ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第5回 | 立体図の作図:実際に立体図を描き,等角図法を理解する 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第6回 | 断面図法:断面図の描き方を学ぶ 【事前学習】「標準製図法」37ページ-42ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第7回 | 断面図の作図:演習を行うことで,断面図の描き方を理解する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第8回 | 寸法線・寸法記入法:寸法記入のルールを学ぶ 【事前学習】「標準製図法」49ページ-73ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第9回 | 航空機と翼型:翼型の特徴を理解し,翼型の描き方を学ぶ. 【事前学習】補遺13ページー26ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第10回 | 翼型製図:各種翼型を実際に描く. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第11回 | 材料記号・表面粗さ:JIS規格で決められた材料記号を覚える.各種表面粗さの求め方を理解し,図面に書く粗さ記号を身につける 【事前学習】「標準製図法」123ページ-127ページ,103ページ-114ページを読んで理解する (60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第12回 | 機械加工見学(1):工作技術センター内にある工作機械を用いて,機械加工法を学ぶ. Vブロックの作図:これまで学んだ知識を生かして,Vブロックの部品図を描く 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第13回 | Vブロックの作図:これまで学んだ知識を生かして,Vブロックの部品図を描く 機械加工見学(2):工作技術センター内にある工作機械を用いて,機械加工法を学ぶ. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第14回 | パッキン押えの作図:前期の復習として,「パッキン押え」の部品図を描く 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第15回 | 学習内容に関する筆記および実技試験とその解説 【事前学習】これまで学んだ内容を復習し,筆記・実技試験に臨む(120分) |
その他
教科書 |
大西 清 ほか 『JISにもとづく標準製図法』 オーム社 2017年 第14版
平井三友 和田任弘 塚本晃久 『機械系 教科書シリーズ 機械工作法(増補)』 コロナ社 2012年 第15版
「基礎製図(補遺)」を受講者に配布する
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
全ての完成させた課題を指定期日までに提出した学生に対して,課題点(50%)と筆記・実技試験点(50%)により評価する. |
質問への対応 | 授業中に指示する |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー |
水曜 船橋 15:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
機械製図のルールを身につけ,自分で考えながら図面を描くように努めて下さい. |