2019年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 工学のための化学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 伊藤 賢一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I23B |
クラス | A | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 工学において,材料(物質)を理解するためには「化学」の知識が不可欠である。本科目は,電気工学を専門とする学生を対象とした科目である。授業では物質の構造・性質・変化に関する基本的な事項を学習するので,その基礎的な知識を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を用いてパワーポイントにて講義を行い,必要に応じてプリントを配布する。また,レポート課題を課す。 |
履修条件 | 選択科目 高校で「化学基礎(化学Ⅰ)」及び「化学(化学Ⅱ)」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方(授業ガイダンス)及び「化学の基本 ①」の解説として,化学の性格/物質とエネルギー/元素と原子/化合物/モル/化学式に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】シラバスをよく確認する。高校の化学の教科書を用い,シラバス記載の内容に関して復習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
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第2回 | 「化学の基本 ②」の解説として,溶液/化学反応式/酸・塩基/酸化・還元/化学量論に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,シラバス記載の内容に関して復習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第3回 | 「原子構造 ①」の解説として,原子のつくり/原子スペクトル/放射と量子に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,原子の核モデル・電磁波・黒体放射等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第4回 | 「原子構造 ②」の解説として,不確定性原理/波動関数に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,波と粒子の二面性・波動関数とエネルギー準位等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第5回 | 「原子構造 ③」の解説として,原子軌道/電子スピンに関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,量子数・構成原理等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第6回 | 「原子構造 ④」の解説として,周期表に関する講義を行う。 レポート ① を課す(提出期限は次回)。 【事前学習(120分)】教科書を用い,周期律・原子半径・イオン半径・イオン化エネルギー・電子親和力等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第7回 | 「化学結合 ①」の解説として,イオン結合/共有結合:ルイス構造に関する講義を行う。 レポート ① の解答を解説する。 【事前学習(120分)】教科書を用い,イオンの生成・ルイス記号・オクテット則・共鳴構造・形式電荷等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第8回 | 「化学結合 ②」の解説として,イオン結合と共有結合に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,電気陰性度・分極性・共有結合の強さと長さ等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第9回 | 「化学結合 ③」の解説として,分子の形と電子構造 ① に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,電子対反発モデル・原子価結合理論等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第10回 | 「化学結合 ④」の解説として,分子の形と電子構造 ② に関する講義を行う。 レポート ② を課す(提出期限は次回)。 【事前学習(120分)】教科書を用い,分子軌道理論等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第11回 | 「物質の状態 ①」の解説として,気体の性質 ① に関する講義を行う。 レポート ② の解答を解説する。 【事前学習(120分)】教科書を用い,気体の圧力・気体の法則等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第12回 | 「物質の状態 ②」の解説として,気体の性質 ② に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,気体の運動・実在気体等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第13回 | 「物質の状態 ③」の解説として,液体と固体 ① に関する講義を行う。 【事前学習(120分)】教科書を用い,分子間力・液体の構造等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第14回 | 「物質の状態 ④」の解説として,液体と固体 ② に関する講義を行う。 レポート ③ を課す(提出期限は次回)。 【事前学習(120分)】教科書を用い,固体の構造等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第15回 | 「無機材料」の解説として,機能性材料に関する講義を行う。 レポート ③ の解答を解説する。 【事前学習(120分)】教科書を用い,バンド理論・半導体等に関して予習しておく。 【事後学習(120分)】授業後,教科書該当箇所の内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
その他
教科書 |
Peter Atkins 他(渡辺正 訳) 『アトキンス 一般化学(上)』 東京化学同人 2014年 第1版
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参考書 |
Peter Atkins 他(渡辺正 訳) 『アトキンス 一般化学(下)』 東京化学同人 2015年 第1版
その他,必要に応じて紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は,・定期試験:80%+平常点:20%=100%により決定する。平常点は,出席状況,レポートの提出状況,授業態度を総合して採点する。 |
質問への対応 | 授業前,授業終了後およびメール等で随時受付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎8号館811室 連絡先:k-itoh@chem.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 16:40 ~ 18:10 船橋校舎8号館811室
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学生への メッセージ |
積極的に授業へ出席し,集中して授業に臨んで欲しい。 |