2019年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気ものづくり実験 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 塩野・戸田 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I41A |
クラス | A | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気工学の基礎になる電気的な概念を会得し、学生自らが問題点を発見し、主体性を持って学び、観察力や洞察力を養い、技術者としての素養を身に付けることに重点を置いている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
電気工学を学んでいく上において必要である電気的な基礎概念が把握できるように、講義、演習、及び実験で構成している。講義を行い、それに関する演習を行って理解を深め、実際に実験を行うことによって現象を具体的に確かめる。 |
履修条件 | 必修科目。実験の講義を必ず受講すること。 |
授業計画
第1回 | 電気ものづくり実験に取り組む姿勢及び実験を安全に進めるための指針について学ぶ。また、実験レポートの書き方、作成方法についても修得する。(実験テキスト・レポート表紙・レポート用紙・グラフ用紙等を配布する) シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 【事後学習】配布資料や実験テキストをよく読み、次回の実験講義に備える。(30分) |
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第2回 | 実験テーマ([1]電圧の測定、[2]電流の測定、[3]抵抗、[4]ホイートストンブリッジ回路)の講義を受け、演習を行う。 【事前学習】実験テキスト等から各テーマについて予習する。(30分) 【事後学習】実験テキスト等を再度読み、各テーマの実験に備える。(30分) |
第3回 | テスター製作1:電気工学で使用する基本単位、電気回路の諸要素の図記号と表し方などについて学ぶ。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等を再度読み、次回の実験に備える。(30分) |
第4回 | テスター製作2:実際に半田付けを行いながらテスターを製作し、テスターの構造と原理について学ぶ。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等を再度読み、次回の実験に備える。(30分) |
第5回 | テスターによる測定:製作したテスタを使用して電圧・電流・素子の測定方法を学ぶ。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等を再度読み、次回の実験に備える。(30分) |
第6回 | 実験[1]電圧の測定:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第7回 | 実験[1]電圧の測定:直流電圧計およびディジタル電圧計を用いて電圧を測定し、計器の選び方、使い方を修得し、測定の確かさを理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第8回 | 実験[2]電流の測定:実験の目的、理論・原理、注意事項、方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第9回 | 実験[2]電流の測定:直流電流計およびディジタル電圧計を用いて電流を測定し、計器の選び方、使い方、測定の確かさを学ぶ。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第10回 | 実験[3]抵抗:実験の目的、理論・原理、注意事項、実験方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第11回 | 実験[3]抵抗:線形抵抗素子および非線形抵抗素子の電圧-電流特性を測定し、その特性の違いを理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第12回 | 実験[4]ホイートストンブリッジ回路:ブリッジ回路を構築し、平衡条件を利用して未知抵抗の測定方法、測定できる範囲を学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第13回 | 実験[4]ホイートストンブリッジ回路:携帯用ホイートストンブリッジを用いて未知抵抗の測定を行い、構築した回路による測定結果と比較考察する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第14回 | 全ての実験について総括および補講実験を行う。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】全ての実験テーマの内容および実験レポートについて振り返る。(60分) 【事後学習】実験理解度確認試験に備えて復習をする。(120分) |
第15回 | 実験理解度試験および解説。 【事前学習】配布資料や実験テキストを復習し、試験に臨むこと。(150分) |
その他
教科書 |
電気工学科テキスト 『電気工学基礎実験・電気ものづくり実験』
ガイダンス時に実験に使用するテキストを配布する。
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参考書 |
実験テーマ毎に各自予習しておくこと。実験の予習やレポートの作成などで必要な事項は図書館等で調べることが望ましい。
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成績評価の方法 及び基準 |
1. 実験中の評価(積極性、勤惰)および実験講義の評価(演習、態度) 15%、 2. 実験レポートの評価 70%、 3. 実験理解度試験(定期試験期間内実施) 15% の3つの評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う。 |
質問への対応 | 必要な時に連絡を取ること。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 9号館941実験室 Tel.047-469-5370 駿河台校舎 タワースコラ16階 S1613・電気事務室 Tel.03-3259-0777 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 09:00 ~ 12:10
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学生への メッセージ |
この科目は必修である。実験および講義、実験理解度試験、実験レポートの全提出をもって成績評価の対象となるので注意すること。実験に関する注意事項は講義または実験中に指示する。 |