2019年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気工学基礎実験 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 塩野・戸田 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I43C |
クラス | A | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気工学の基礎になる電気的な概念を会得し、学生自らが問題点を発見し、主体性を持って学び、観察力や洞察力を養い、技術者としての素養を身に付けることに重点を置いている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
電気工学を学んでいく上において必要である電気的な基礎概念が把握できるように、講義、演習、及び実験で構成している。講義を行い、それに関する演習を行って理解を深め、実際に実験を行うことによって現象を具体的に確かめる。 |
履修条件 | 必修科目。実験の講義を必ず受講すること。 |
授業計画
第1回 | 実験室と教員,班編成,実験テーマと日程表等の実験実施の概要について学ぶ。 「論理回路」、「自己インダクタンスの測定」の実験について、講義形式により、実験のブリーフィング行い、動作原理、使用する実験器具、回路製作、回路構築、測定内容などの概要を理解する。 シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 【事後学習】配布資料や実験テキストをよく読み、次回の実験講義に備える。(30分) |
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第2回 | 「電力の測定」、「コンデンサの充電・放電曲線」、「相互インダクタンスの測定」の実験について、講義形式により、実験のブリーフィング行い、動作原理、使用する実験器具、回路製作、回路構築、測定内容などの概要を理解する。 【事前学習】実験テキスト等から各テーマについて予習する。(30分) 【事後学習】実験テキスト等を再度読み、各テーマの実験に備える。(30分) |
第3回 | 実験[5]論理回路:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第4回 | 実験[5]論理回路:論理回路の基本回路(AND回路・OR回路・NOT回路・NAND回路・NOR回路)の入出力特性を測定し、それらの動作原理について理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第5回 | 実験[6]自己インダクタンスの測定:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第6回 | 実験[6]「自己インダクタンスの測定:コイルのインピーダンスの大きさと周波数との関係を測定し、コイルの自己インダクタンス成分および内部抵抗成分が、周波数の高低によって変わるというコイルの特性について理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第7回 | 実験[7]電力の測定:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第8回 | 実験[7]電力の測定:負荷回路(R、RC直列回路、RL直列回路)を製作し、オシロスコープを用いて負荷の種類の違いによる電圧と電流の波形観測を行う。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第9回 | 実験[8]コンデンサの充電・放電曲線:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第10回 | 実験[8]コンデンサの充電・放電曲線:オシロスコープを用いて、時定数(RC)を変化させた時の充電・放電曲線を描き,その変化を理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第11回 | 実験[9]相互インダクタンスの測定:実験の目的、理論・原理、注意事項および方法について学ぶ。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】実験テキスト等から予習し、予習レポートを作成する。(120分) |
第12回 | 実験[9]相互インダクタンスの測定:オシロスコープを用いて、時定数(RC)を変化させた時の充電・放電曲線を描き,その変化を理解する。 予習レポートを提出する。提出された予習レポートは授業内で指導を受け返却される。 【事前学習】実験テキスト等から予習し、実験に臨む。(30分) 【事後学習】適宜参考書などを用いて、本レポートを作成する。(120分) |
第13回 | 全ての実験について総括を行う。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】全ての実験テーマの内容および実験レポートについて振り返る。(30分) 【事後学習】実験理解度確認試験に備えて復習をする。(30分) |
第14回 | ひきつづき全ての実験について総括および補講実験を行う。 前回の本レポートを提出する。提出された本レポートは、審査され,不備な点があれば当日中に返される。 【事前学習】全ての実験テーマの内容および実験レポートについて振り返る。(30分) 【事後学習】実験理解度確認試験に備えて復習をする。(30分) |
第15回 | 実験理解度試験および解説。 【事前学習】配布資料や実験テキストを復習し、試験に臨むこと。(90分) |
その他
教科書 |
電気ものづくり実験(前期)で使用したテキスト;電気ものづくり実験・電気工学基礎実験ー実験編ー
を使用する。
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参考書 |
実験テーマ毎に各自予習しておくこと。実験の予習やレポートの作成などで必要な事項は図書館等で調べることが望ましい。
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成績評価の方法 及び基準 |
1. 実験中の評価(積極性、勤惰)および実験講義の評価(演習、態度) 15%、 2. 実験レポートの評価 70%、 3. 実験理解度試験(定期試験期間内実施) 15% の3つの評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う。 |
質問への対応 | 必要な時に連絡を取ること。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 9号館941実験室 Tel.047-469-5370 駿河台校舎 タワースコラ16階 S1613・電気事務室 Tel.03-3259-0777 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 09:00 ~ 12:10
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学生への メッセージ |
この科目は必修である。実験および講義、実験理解度試験、実験レポートの全提出をもって成績評価の対象となるので注意すること。実験に関する注意事項は講義または実験中に指示する。 |