2019年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電子回路Ⅰ | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 涌井 文雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41H |
クラス | 電子工学科 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ダイオードおよびバイポーラ形の各トランジスタに対する動作特性と動作条件を学んだ後に、各種半導体素子を用いた基礎電子回路特性の解析と設計を理解する。以上より電子回路Ⅱへ続く、より詳細な特性解析および電子回路Ⅰの拡張を理解するための基礎を体得する。(未来博士工房対象科目) |
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授業形態及び 授業方法 |
講義に対する理解度を、演習と宿題で確認しながら、授業を進める。 |
履修条件 | 必修。 直流回路基礎、交流回路基礎を履修しているか、再履修中のこと。 キルヒホッフの法則、電源の等価変換、テブナンの定理などを重ね合わせの理論に展開できること。 |
授業計画
第1回 | 電子回路Ⅰの目的と基礎 信号源の電力、出力電力、重ね合わせの理(電圧、電流)の応用、電子回路の種類、基礎学力演習 [事前学習] 初回授業の課題に備え、回路理論を復習し、電子回路のノートを作成する。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
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第2回 | ダイオード回路の基礎1 P型とN型の半導体、キャリア(多数と少数)、pn接合、静特性、基礎学力の再演習を行う。 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第3回 | ダイオード回路の基礎2 ダイオード静特性の理想化、整流器(半波、全波)、平滑回路、基本演算(AND、OR) [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。 (60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第4回 | ダイオード回路の基礎3 ダイオード回路の小信号解析(負荷直線と動作点)と動抵抗、交流付加直線 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第5回 | エミッタ接地RC増幅器1 接合形npnトランジスタ、電流増幅率(β)、エミッタ接地静特性、双対トランジスタ [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第6回 | エミッタ接地RC増幅器2 エミッタ接地RC増幅器の動作点解析、A級動作、結合コンデンサ、バイパスコンデンサ [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第7回 | エミッタ接地RC増幅器3 コンデンサ(結合、バイパス)の導通条件、交流負荷直線 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第8回 | エミッタ接地RC増幅器4 バイアス設計時の安定条件、無歪対象出力 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第9回 | ベース接地RC増幅器1 βとα、信号(入力、出力)の閉ループ [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第10回 | ベース接地RC増幅器2 動作点解析、動作特性 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第11回 | コレクタ接地と電力増幅 ボルテージホロア、B級動作とダイヤモンド回路 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第12回 | hパラメータとRC増幅器1 エミッタ接地RC増幅器の特性改善 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第13回 | hパラメータとRC増幅器2 ベース接地RC増幅器の特性改善 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第14回 | 電子回路Ⅰの総合講義 ダイオードならびにトランジスタ回路の要点をまとめる。さらに、試験に向けた演習問題を配布する。 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(60分) [事後学習] 信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める。不得意部分と不明部分も同ノートに記載する。(60分) |
第15回 | 総合演習 配布済みの演習問題を、試験形式で行う。 [事前学習] 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。(120分) [事後学習] 期末試験に向けて、不得意部分と不明部分を無くす。(120分) |
その他
教科書 |
教科書は特になし。必要に応じてプリント等を配布する。
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参考書 |
シリング、ビラブ 『トランジスタとICのための電子回路 I』 朝倉出版
高橋寛(監修)/飯高成男・田口英雄(共著) 『絵ときでわかるトランジスタ回路』 オーム社 2000年
問題集を配布(電子回路IIでも継続使用)
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験、毎回の演習、レポート提出による。必要に応じて中間試験、実力確認試験を行うことがある。 |
質問への対応 | 随時研究室にて。 |
研究室又は 連絡先 |
4号館2階426A号室(講義準備室) e.mail: fwakui@kke.biglobe.ne.jp 内線5577 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:10 ~ 15:10 ただし左記内容は、e.mailで調整できる場合あり。
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学生への メッセージ |
毎週電卓、定規、英和辞典を必携のこと。大学ノートを上手に利用すること。 |