2019年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 数値計算法 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高橋 聖 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J52C |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 実験データの整理や物理科学の現象解析などにはコンピュータによる数値処理あるいはシミュレーションがよく使われている。 到達目標:補間や微積分をはじめとする基礎的な数値計算の考え方や具体的なアルゴリズム構成法などを理解し,電子工学の様々な問題を数値的に解析することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は,アルゴリズムの解説を中心に,プロジェクタと板書を併用して行う。適宜,課題を課すので,自分自身の得意な言語を用いて数値計算を行いレポートを提出すること。 |
履修条件 | 「計算機ソフトウエア及び演習」を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | コンピュータで数値計算を行う上での留意点 【事前学習】数値計算とは何かを調べておくこと。(120分) 【事後学習】今回の授業の復習及び数値計算を行う上での留意点を整理すること。(120分) |
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第2回 | 連立一次方程式の解法:ガウスの消去法,ピボット選択など 【事前学習】教科書の104~114ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第3回 | 最小2乗法:最小2乗法の理論 【事前学習】教科書の152~156ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第4回 | 補間:線形補間および高次の補間の方法 【事前学習】教科書の12~23ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第5回 | 数値積分:台形公式,シンプソンの公式,補間,数値積分の誤差 【事前学習】教科書の24~26ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第6回 | 非線形方程式の解法:ニュートン法,二分法,逐次代入法,収束の加速 【事前学習】教科書の72~85ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第7回 | 高次代数方程式の解法 【事前学習】教科書の86~103ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第8回 | 理解度確認テスト(1)及びその解説 【事前学習】これまでに配布した資料を基に復習してくること。(210分) 【事後学習】理解度確認テストで出題された項目を復習すること。(30分) |
第9回 | 過渡現象のシミュレーション:オイラー法を用いた電子回路のシミュレーション 【事前学習】教科書の36~51ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第10回 | 常微分方程式の解法:1階の常微分方程式,連立1階常微分方程式,高階の常微分方程式 【事前学習】教科書の52~55ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第11回 | 常微分方程式の解法:オイラー法,台形法 【事前学習】教科書の56~57ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第12回 | 常微分方程式の解法:中点法,ルンゲクッタ法など 【事前学習】教科書の58~71ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第13回 | 偏微分方程式の解法:差分法,ラプラスの方程式 【事前学習】教科書の125~134ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第14回 | 偏微分方程式の解法:熱方程式,波動方程式 【事前学習】教科書の135~141ページを一読しておくこと。(120分) 【事後学習】次回の授業までに今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組むこと。(120分) |
第15回 | 理解度確認テスト(2)及びその解説 【事前学習】これまでに配布した資料を基に復習してくること。(210分) 【事後学習】理解度確認テストで出題された項目を復習すること。(30分) |
その他
教科書 |
戸川隼人 『数値計算法』 コロナ社 1981年 第1版
平成18年10月初版第27刷より前の版は誤植が多いので,第27刷以降を使用のこと。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
出席を前提に,演習・レポート(25%),理解度確認テスト(75%)による評価 |
質問への対応 | 随時受け付けるが,事前にメールでアポイントをとるのが望ましい。 |
研究室又は 連絡先 |
高橋(2号館245室) takahashi.sei@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 高橋(聖)
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学生への メッセージ |
意欲を持って取り組んでいただきたい。 |