2019年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 集積回路デザイン | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 佐伯 勝敏 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K21D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 集積回路の中身や仕組みを知っておくことは,実社会に出て集積回路を使用する上で,また機器装置を設計する際に重要である。本講義では,集積回路の利点,回路構成等の学習を通して,実際にノートパソコンで集積回路のデザインを行い,集積回路に関する専門用語に慣れ親しむことができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
黒板やプロジェクタを用いて講義を進める。また,理解を助けるための手段として小テスト・演習・宿題等を実施する。小テストはポータルサイトを通して実施し,終了後すぐに解説を行う。さらに,デザインツールについても慣れ親しむために,ノートパソコンと回路シミュレータやCAD設計ツール等を用いて,実際にCMOSインバーターや増幅回路等の集積回路の設計を行う。 なお、ノートパソコンを使用する場合は前の週に指示する。 |
履修条件 | 「集積回路工学」を履修済みあるいは履修中であることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 集積回路の特徴と役割 基本技術,種類,設計技術のトレンド,ロードマップ 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと(120分) 【事後学習】身近に使われている集積回路について考えると共に,今後の半導体産業について,その方向性について各自考える(120分) |
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第2回 | 半導体素子の基礎 pn接合とMOS構造、バイポーラトランジスタ,MOSFET 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第3回 | 集積回路の基本素子,基本回路 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第4回 | 集積回路の応用回路1 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第5回 | 集積回路の応用回路2 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第6回 | 回路シミュレータを用いた集積回路解析1 【事前学習】使用する回路シミュレータを事前にインストールし,使い方を試しておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく。また,回路シミュレータの使い方をマスターしておく(120分) |
第7回 | 回路シミュレータを用いた集積回路解析2 【事前学習】回路シミュレーションする回路を参考書等で動作原理等調べておく(120分) 【事後学習】授業内で終わらなかった回路のシミュレーションを行っておく(120分) |
第8回 | 回路シミュレータを用いた集積回路解析3 【事前学習】回路シミュレーションする回路を参考書等で動作原理等調べておく(120分) 【事後学習】授業内で終わらなかった回路のシミュレーションを行っておく(120分) |
第9回 | 集積回路を構成する素子のレイアウト技術1 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第10回 | 集積回路を構成する素子のレイアウト技術2 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第11回 | 集積回路を構成する素子のレイアウト技術3 【事前学習】参考書等をよく読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく(120分) |
第12回 | レイアウト設計ツールを用いた集積回路デザイン1 【事前学習】使用するレイアウト設計ツールを事前にインストールし,使い方を試しておく(120分) 【事後学習】小テストを再度解き直し,参考書等で該当箇所を確認しておく。また,レイアウト設計ツールの使い方をマスターしておく(120分) |
第13回 | レイアウト設計ツールを用いた集積回路デザイン2 【事前学習】レイアウト設計する回路を参考書等で動作原理等調べておく(120分) 【事後学習】授業内で終わらなかった回路のレイアウト設計を行っておく(120分) |
第14回 | レイアウト設計ツールを用いた集積回路デザイン3 【事前学習】レイアウト設計する回路を参考書等で動作原理等調べておく(120分) 【事後学習】授業内で終わらなかった回路のレイアウト設計を行っておく(120分) |
第15回 | 理解度確認および解説 【事前学習】第1回から14回までの内容を総合的に復習し,これまでの小テストや演習問題は解けるようにしておく(120分) 【事後学習】試験内容の該当箇所を,参考書で確認し,内容を理解する(120分) |
その他
教科書 |
使用しない
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参考書 |
R. JACOB BAKER, CMOS, WILEY
柳井久義,永田 穣 『新版「集積回路工学 (1),(2)』 コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
小テスト(15%),演習(10%),レポート(15%),設計演習(50%),理解度確認試験(10%)により総合評価する。 |
質問への対応 | 基本的に随時対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎4号館432号室,saeki.katsutoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
新しいことへ挑戦する意欲を持って授業に臨んで欲しい。 |