2019年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 交通情報システム | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 泉・高橋 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K32H |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 交通システムにおける情報関連分野,すなわち計測,制御,情報処理,システム化技術などについての理解を深めることができる。講義では,鉄道交通システムおよび道路交通システムを中心に,最近の話題も含める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プロジェクターを使用した講義を主体とし,理解を深めるために適宜演習を実施する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | 交通システムの役割と概要(泉) 交通システムの特徴や現状について,理解を深める。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
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第2回 | 道路交通システム(交通管制システム)(泉) 交通情報の収集,処理,提供及び制御を行う交通管制システムについて,その仕組みや考え方を理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第3回 | 道路交通システム(情報収集システム)(泉) 交通管制システムにおける車両感知器など情報収集機器や情報収集項目について,その概要及び仕組みを理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第4回 | 道路交通システム(情報処理システム)(泉) 交通管制システムにおける情報処理について,その概要及び仕組みを理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第5回 | 道路交通システム(情報提供システム)(泉) 交通管制システムにおける情報提供メディアや提供内容について,その概要及び仕組みを理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第6回 | 道路交通システム(ITSとその取組み)(泉) ITSの取り組みについて,その概要を理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第7回 | 道路交通システム(ETC,カーナビゲーションシステム)(泉) ETCやカーナビゲーションシステムの仕組みなどについて理解する。 【事前学習】資料等に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第8回 | 道路交通システムに関する理解度確認試験(泉) 道路交通システムについて学んだ事項について,理解度確認試験及びその解説を実施する。 【事前学習】資料等に目を通し、授業内容を理解しておくこと。(120分) 【事後学習】これまで学んだ内容を復習すること。(120分) |
第9回 | 鉄道交通システム(信号保安システム)(高橋) 信号保安システムを支える要素技術を理解する 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第10回 | 鉄道交通システム(列車検知システム)(高橋) 信号装置の基本となる列車検知装置として「軌道回路」をとりあげ、その原理とフェールセーフの関係を理解する。 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第11回 | 鉄道交通システム(列車制御システム1)(高橋) 信号システム、ATS、ATCの系譜を理解し、各システムの安全性の相違を理解する。 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第12回 | 鉄道交通システム(列車制御システム2)(高橋) 無線を使った列車制御システムCBTCについてその原理と動向を学ぶ。 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第13回 | 鉄道交通システム(踏切制御システム)(高橋) 踏み切り制御の仕組みと課題について学ぶ 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第14回 | 鉄道交通システム(運行管理システム)(高橋) 運行管理システムの変遷を学び、代表的な運行管理システムの仕組みを理解する。 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
第15回 | 鉄道交通システム(これからの鉄道システム)及び理解度確認試験(高橋) 保守・運用も考慮した鉄道システムのあり方について検討する。 【事前学習】事前配布資料に目を通し、疑問点をまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること。(120分) |
その他
教科書 |
授業で紹介する。
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参考書 |
中村英夫 『列車制御 』 オーム社 2011年
泉隆他 『高速道路交通管制技術ハンドブック 新版』 電気書院 2017年
一つ目は,安全・高密度運転を支える列車制御技術についての解説本で、講義の内容が網羅されている。
二つ目は,高速道路を中心とした交通管制技術に関する事項が網羅されており,初心者から技術者までを対象としている。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内試験による(80%)。演習及びレポートを参考にする(20%)。 欠席が多い学生は評価しない。 |
質問への対応 | 授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
泉 隆(船橋校舎2号館235室) 高橋 聖(船橋校舎2号館245室) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00 泉 隆
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 高橋 聖
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学生への メッセージ |