2019年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | オペレーティングシステム | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 望月 寛 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K42F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 組込みシステムに用いられるリアルタイムOSについてその構成法と基本技術について習得し、情報分野の即戦力となりえる実力を身につけることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
座学を中心に基本技術を学び、簡易な計測システムをベースにタスク制御の実際を学び、応用力を養う。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | オペレーティングシステムの概要 オペレーティングシステムの目的と講義方法を伝える 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
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第2回 | オペレーティングシステムの歴史1 計算機の創生時代におけるオペレーティングシステムとその後の発展を観る 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第3回 | オペレーティングシステムの歴史2 制御用計算機のオペレーティングシステムと統合OSについて概要を学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第4回 | ジョブ制御 ジョブ制御プログラムの技術を学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第5回 | タスク制御 リアルタイムシステムにおけるタスクの概念とタスク制御処理について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第6回 | 割り込み処理 計算機における割り込み処理とタスク切り替えについて学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第7回 | 排他制御1 メモリ利用時における排他制御の必要性とその技術について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第8回 | 排他制御2 共用サブプログラム利用時の排他制御とその技術について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第9回 | 同期制御 タスクの動きと同期制御について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第10回 | メモリ管理 メモリ管理プログラムの方式について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第11回 | 入出力処理 デバイスドライバの概念と構成について学ぶ 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第12回 | ソフトウェア開発モデル1 代表的な開発モデル 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第13回 | ソフトウェア開発モデル2 SLCPにおける各種ツール 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第14回 | ケーススタディ 簡易なロボットシステムを対象にリアルタイムOS の利用を習得する 【事前学習】上記について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること(120分) 【事後学習】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること(120分) |
第15回 | 平常試験およびその解説 【事前学習】これまでの授業内容や演習を復習し、授業に臨むこと(180分) 【事後学習】平常試験の内容を振り返り、オペレーティングシステム全体の理解を深めること(60分) |
その他
教科書 |
資料配布で対応
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参考書 |
野口健一郎、光来健一、品川高廣 『オペレーティングシステム』 オーム社 2018年 第2版
リー・チング、ヤオ・キャロライン 『リアルタイム組込みOS基礎講座』 翔泳社 2005年
エンベデッド技術者育成委員会 『組込みシステム開発のためのエンベデッド技術』 電波新聞社 2005年 第3版
上記以外の参考書は第1回授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験により評価する。 |
質問への対応 | 歓迎 |
研究室又は 連絡先 |
望月寛(船橋校舎2号館244室) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:40 ~ 11:40 望月 寛
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学生への メッセージ |
講義を重視し、事前学習・事後学習で知識を確実にすること。 |