2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 分子構造決定法 | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 青山 忠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜1 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L11N L12N |
クラス | A 、 B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 化学は目に見えない分子を扱うので、その構造をどのように決定するかが非常に重要である。「分子構造決定法」では、有機化合物の構造解析を中心に、「明日からすぐに使える構造決定法」を学び、NMR・IR・MSのチャートを解析して未知化合物の構造を決めることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
テキストを参照し、パワーポイントを用いて講義する。随時構造解析演習を行う。 |
履修条件 | 有機化学の基礎を理解していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 有機構造解析概論 なぜ分子の構造を決めることが必要なのか 構造決定の歴史と分析機器の発展 |
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第2回 | IR、NMR、MSの役割、使い分け テキストP1-8を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第3回 | MS(1) 原理と測定方法 テキストP9-18を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(60分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(60分) |
第4回 | MS(2) スペクトルの解析 テキストP19-34を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(60分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(60分) |
第5回 | NMR(1) 原理と測定方法 テキストP35-40を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(60分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(60分) |
第6回 | NMR(2) 1H-NMR解析 テキストP41-46を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第7回 | NMR(3) 1H-NMR解析 テキストP47-51を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第8回 | NMR(4) 1H-NMR解析 テキストP52-56を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第9回 | NMR(5) 13C-NMR解析 テキストP57-62を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第10回 | IR(1) 原理と測定方法 テキストP83-88を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(30分) |
第11回 | IR(2) スペクトルの解析 テキストP89-97を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 与えられた課題を各自で解いたのち、学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。(90分) |
第12回 | 各種分析機器を用いた未知化合物のNMR、MSおよびIR測定 得られたデータを用いた構造解析演習 テキストP132-181を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(60分) |
第13回 | 構造解析解説 解説を受けて学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。また、他の回答ルートについても学生間で議論すること。(120分) |
第14回 | 各種分析機器を用いた未知化合物のNMR、MSおよびIR測定 得られたデータを用いた構造解析演習 テキストP132-181を読んで理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(60分) |
第15回 | 構造解析解説 解説を受けて学生間でなぜそのような解答に至るのか議論すること。また、他の回答ルートについても学生間で議論すること。(120分) |
その他
教科書 |
オリジナルのテキストを使用(初回講義時に紹介する)
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参考書 |
テキストブック 有機スペクトル解析 楠見武徳 著 裳華房
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験により評価する |
質問への対応 | 随時対応する |
研究室又は 連絡先 |
2号館地階207号室 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |