2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 |
エネルギー資源化学
技術者・研究者に必須の素養
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 高津 淑人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13R L14Q |
クラス | A 、 B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ・暮らしに欠かせない様々なエネルギー資源の重要性を説明することができる。 ・エネルギー資源を利用するための代表的な科学技術を説明することができる。 ・原子力エネルギーを正しく伝えることができる。 ・再生可能なエネルギー資源の普及動向を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(講義)配布する資料に基づいて,板書およびパワーポイント使用の講義を行う. |
履修条件 | 基礎物理化学,基礎有機化学を習得していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 「エネルギー資源化学の概要説明」:授業計画等を具体的に説明する.また,エネルギー資源の需給動向を紹介することで講義を起こす. (事前学習:120分)エネルギー白書2018年版(http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2018pdf/whitepaper2018pdf_1_1.pdf)の1ページから37ページまで熟読し、理解できない箇所ところがあればまとめておくこと. (事後学習:120分)石油製品に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
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第2回 | 「石油資源.その1」:原油の性状,様々な石油製品の特徴を説明する. (事前学習:120分)反応速度論に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第3回 | 「石油資源.その2」:大気汚染の防止に欠かせない石油精製反応を説明するとともに,触媒反応を解析するための問題演習を行う. (事前学習:120分)接触改質に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第4回 | 「石油資源.その3」:石油製品の品質向上、無駄のない石油資源の利用に必要な石油精製反応を説明する. (事前学習:120分)石油化学工業などに関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第5回 | 「石油資源.その4」:生活物資の供給に欠かせない石油化学工業の概要、石油資源の需給動向などを説明する. (事前学習:120分)石炭の性質などに関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第6回 | 「石炭資源.その1」:石炭資源の需給関係,性質,および用途を説明する. (事前学習:120分)石炭火力発電に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第7回 | 「石炭資源.その2」:石炭火力発電における環境対策技術,発電効率向上技術を解説する. (事前学習:120分)製鉄業に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第8回 | 「石炭資源.その3」:製鉄業における石炭利用技術を説明する. (事前学習:120分)LNG火力発電に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第9回 | 「天然ガス資源.その1」:天然ガス資源の分類,およびその需給関係を説明する.また,天然ガスの輸入に欠かせない冷却液化技術を解説する. (事前学習:120分)化学平衡に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第10回 | 「天然ガス資源.その2」:天然ガス資源を高度利用するための様々な触媒反応を説明し,化学平衡を理解するための問題演習を行う. (事前学習:120分)原子の構造に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第11回 | 「核燃料資源.その1」:放射性物質の特徴と原子力エネルギー発生のメカニズムを説明する. (事前学習:120分)原子力発電に関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第12回 | 「核燃料資源.その2」:原子力発電に重要な核分裂の制御,核燃料の精製,および使用済み核燃料のリサイクルを説明する. (事前学習:120分)波の性質などに関して教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第13回 | 「再生可能エネルギー」:太陽光発電の科学的原理と普及動向を説明する. (事前学習:120分)これまでの授業で配布した資料のすべてを熟読し、十分に理解できていないことをまとめておくこと. (事後学習:120分)授業の振り返りを目的に教員が与える課題のレポートを作成すること.作成のために学生間で議論することを歓迎する. なお、課題レポートの解答例は、次回授業の冒頭で提出後に説明する。希望者には、採点後に返却する(次々回授業にて) |
第14回 | 「理解度向上に向けた総まとめ」 (事前学習:240分)本日の授業を振り返りながら、配布した資料のすべてを再度熟読し、翌週の試験に備えること.学生間の自主的な議論によって理解が深まることを歓迎する. |
第15回 | 「平常試験および解説」 (事後学習:240分)配布した資料に基づいて、平常試験の解説内容を十分に振り返ること.学生間の自主的な議論による解説内容の振り返りを歓迎する. |
その他
教科書 |
教科書は使用せず,毎回の授業で講義用資料を配布します.
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参考書 |
平野勝巳,古川茂樹,菅野元行,真下清,鈴木庸一,山口達明 『新・有機資源化学』 三共出版 2011年 第1版
インターネットで無料閲覧できる「エネルギー白書(経済産業省編集)」も重要な資料として利用します。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の結果(60%)と課題レポートの提出状況等に基づく授業への取り組み姿勢(40%)から評価する.なお、課題レポートの解答例は、提出後の授業冒頭で説明する。返却希望者には、採点後、翌週の授業で返却する. |
質問への対応 | 月曜5限終了後30分以内は、講師控室にて質問を受け付けます.また,電子メールにより随時対応します. |
研究室又は 連絡先 |
東京都市大学工学部エネルギー化学科(電子メールアドレス:mkozu@tcu.ac.jp) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
工業技術者の実務に欠かせない重要な専門知識をしっかりと培ってください. |