2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 基礎化学実験Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 小泉・三五 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L43A |
クラス | A | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 目前の化学現象に対する観察力を十分に養う。また、物質の変化や性質を原子,分子,イオン(ひいては電子状態)のミクロな視点と,物質が集団として振舞う巨視的な理解の両面から現象を思考する力を身につけ,同時に、実際に取り扱った化学物質の安全な取り扱い方や環境保全に配慮する力を涵養できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
毎回,実験の目的や原理および操作を説明した後,1人で実施する。 別途,レポートにより学習力を判断する。 実験はクラスごとに,819あるいは829の実験室にて実施する。 レポート提出後にポイントを解説する。 |
履修条件 | 必修科目 |
授業計画
第1回 | 履修内容の説明,安全講習 実験で扱う化学物質の注意すべき点や危険性を確認すること。 事前学習(60分):シラバスの内容を確認し,『実験を安全に行うために』(化学同人編集部 編)から,「化学物質の危険性」や「危険物・高圧ガス・毒物と劇物」および「環境汚染物質」などについて予習しておく。 事後学習(60分):終了後,講習内容について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
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第2回 | 実験講義(Ⅰ・Ⅱ族陽イオン定性分析) 試薬の事前調製 事前学習(60分):テキストの「溶液の濃度」,「沈殿の生成」,「陽イオン定性分析の基本操作」,「Ⅰ・Ⅱ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,講義内容について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第3回 | Ⅰ族 陽イオン定性分析 事前学習(60分):「Ⅰ族陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅰ族陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第4回 | Ⅱ族(銅類)陽イオン定性分析 Ⅰ族 陽イオンのレポートの提出(初回の提出) 事前学習(60分):「Ⅱ族(銅類)陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅱ族(銅類)陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第5回 | Ⅰ族 陽イオンのレポートの内容と作成法,実験ノート利用法に当たっての解説と指導 Ⅰ族 陽イオンの補充実験(必要な箇所の再実験) 事前学習(60分):控えたⅠ族陽イオン定性分析レポートと,実験ノートの内容を確認する。 事後学習(60分):指摘された点を基に,レポート作成での注意点を各自あるいは学生間で確認する。 |
第6回 | Ⅱ族(錫類)陽イオン定性分析 事前学習(60分):「Ⅱ族(錫類)陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅱ族(錫類)陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第7回 | Ⅰ・Ⅱ族 陽イオン未知試料分析 Ⅰ族からⅡ族までの陽イオンを数種類含んだ試料について,系統的に定性分析を行う。 事前学習(60分):Ⅰ族からⅡ族までの系統分析方法をノートに記載するなどし,予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,試料における操作と結果について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第8回 | 実験講義(Ⅲ・Ⅳ族 陽イオン定性分析) 試薬の事前調製 事前学習(60分):テキストの「Ⅲ・Ⅳ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,講義内容について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第9回 | Ⅲ族 陽イオン定性分析 事前学習(60分):「Ⅲ族陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅲ族陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第10回 | Ⅳ族 陽イオン定性分析 事前学習(60分):「Ⅳ族陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅳ族陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第11回 | Ⅰ~Ⅳ族 陽イオン未知試料分析 Ⅰ族からⅣ族までの陽イオンを数種類含んだ試料について,系統的に定性分析を行う。 事前学習(60分):Ⅰ族からⅣ族までの系統分析方法をノートに記載するなどし,予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,試料における操作と結果について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第12回 | 実験講義(Ⅴ・Ⅵ族 陽イオン定性分析および合金の分析) 試薬の事前調製 事前学習(60分):テキストの「Ⅴ・Ⅵ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,講義内容について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第13回 | Ⅴ族 陽イオン定性分析 事前学習(60分):「Ⅴ族陽イオン」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅴ族陽イオンの性質について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第14回 | Ⅵ族 陽イオン定性分析 合金の分析 事前学習(60分):「Ⅵ族陽イオン」および「合金の元素組成」について,予習レポート(2項目:目的・操作)を作成し,内容を予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,Ⅵ族陽イオンの性質および合金の組成と特徴について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第15回 | Ⅰ~Ⅵ族 陽イオン未知試料分析 Ⅰ族からⅥ族までの陽イオンを数種類含んだ試料について,系統的に定性分析を行う。 事前学習(60分):Ⅰ族からⅥ族までの系統分析方法をノートに記載するなどし,予習しておく。 事後学習(60分): 終了後,試料における操作と結果について,各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
その他
教科書 |
実験テキストは初回時に無償配布する。
安全メガネ,白衣は各自で準備して下さい。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実習(60%)およびレポート(40%)により評価する。 |
質問への対応 | 授業中および授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
A:小泉(824)・三五(822)・伊藤(811)・平野(821) 連絡先:chem2019@ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:10 ~ 13:10 実験担当者
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学生への メッセージ |
第1回目の受講場所等は掲示にて指示しますので,掲示板[(船)14号館1階,(船)中央門,(船)西門,(駿)1号館1階]にて確認して下さい。 『実験を安全に行うために』(化学同人編集部 編)を購入し,初回時に持参して下さい。 |