2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 無機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 三五 弘之 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L54D |
クラス | B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1)原子の電子配置を築き上げることができる ⇒ 核外電子の挙動をイメージする 2)安定な電子配置を説明することができる ⇒ イオン結合に関わる原子の電子配置を知る 3)共有結合における電子の関わり方について説明することができる ⇒ 原子軌道と分子軌道の違いを知る 4)結晶構造について説明することができる ⇒ 規則正しい原子・分子・イオンの並び方を知る |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を参照しながら,板書を中心とした授業を行う. 理解を深めるために,適宜演習を行う(宿題とすることもある). |
履修条件 | 履修条件:選択科目 「基礎無機化学」を修得(合格)していることが望ましいが,その復習からはじめるので心配せずに受講して欲しい. |
授業計画
第1回 | テーマ:化学のはじまり(1)元素の概念,(2)ドルトンの原子説からアボガドロの分子説へ <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
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第2回 | テーマ:原子の構造(1)Bohr の理論と水素原子模型 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第3回 | テーマ:(2)新しい原子模型と量子数 ー原子中の電子の状態を決める要因ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第4回 | テーマ:(3)元素の築き上げ -Hund の法則,Pauli の排他律,電子配置による元素の分類ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第5回 | テーマ:化学結合に関わるエネルギー(1)イオン化エネルギー,(2)電子親和力,(3)電気陰性度 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第6回 | テーマ:安定なイオンの電子配置(1)貴ガス型電子殻構造,(2)18電子殻構造 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第7回 | テーマ:(3)不活性電子対効果,(4)有効核電荷 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第8回 | 元素の一般的性質 (1)原子の大きさ テーマ:(2)イオンの大きさ <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第9回 | テーマ:イオン結合と結晶構造(1)イオン結合,(2)イオン結晶の構造 -限界半径比ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第10回 | テーマ:(3)結晶格子の表し方 ー単位格子と結晶系及びブラベ格子ー,(4)格子欠陥 -化学量論的欠陥と非化学量論的欠陥ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第11回 | テーマ:共有結合と分子モデル(1)ルイス構造,(2)共鳴の概念 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第12回 | テーマ:(3)原子価結合法と混成軌道 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第13回 | テーマ:(4)VSEPR理論に基づく分子の構造 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第14回 | テーマ:(5)分子軌道法の基本 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第15回 | テーマ:(6)簡単な分子の分子軌道 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて教科書の当該頁を精読し,さらに不明な点は調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
その他
教科書 |
三吉克彦 『はじめて学ぶ大学の無機化学』 化学同人 2014年 第1版
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参考書 |
必要に応じてプリントを配布する.
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験により評価する. |
質問への対応 | 講義終了後およびオフィスアワーで対応する. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館822室,sango@chem.ge.cst.nihon-u.ac.jp メールでの成績(点数,合否など)に関する問合せは不可 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
無機化学というよりは,「大学で学ぶ化学の出発点」といった位置づけの科目である. 気楽に受講して,しっかり「モノ」にして欲しい. |