2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 |
卒業研究
環境微生物学研究室
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 大内・青柳 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L65M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
生物を材料として,そこに含まれる,アミノ酸,脂質,タンパク質,糖質などを測定し,抽出・精製し,その性質を調べるとともに,その生理学的役割や他分野への応用の可能性を探る.以下に研究テーマを記す. 1)緑藻の進化とアラニンラセマーゼ・D-スレオニンアルドラーゼ 2)緑藻を原料とする有用化合物の微生物合成 3)酵母菌におけるD-アミノ酸代謝 4)ファージディスプレイの応用研究 5)耐熱性酵素の熱力学的性質と構造解析 6)硫黄酸化細菌チトクロムc酸化酵素のN末端アミノ酸配列と培養条件による代謝系の変換 7)Pyrobaculum islandicum の電子伝達系 8)Pyrobaculum oguniense の電子伝達系 9)D-アミノ酸脱水素酵素の検索と精製 10)好冷好圧性細菌由来のタンパク質の構造と圧力 11) 自然界からの有用微生物の分離 |
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学修到達目標 | 医学・薬学・醸造・食品・環境などの分野で多彩な役割を演じている微生物を主な材料とした実験を通して,生命とは何かという概念を,物質面(構造)と機能面から化学の言葉で体系的に理解するとともに,その利用に必要な考え方や知識を習得する. |
授業形態及び 授業方法 |
環境微生物研究室において教員の指導の下で,研究テーマに関して文献を調査する.また,培養や飼育,タンパク質やアミノ酸や糖質等の分析や抽出・精製,酵素活性測定,遺伝子の抽出や組換え等の基礎的実験を行う. |
履修条件 | 基礎生命科学の内容を必ず身につけておくこと.基礎有機化学,基礎無機化学,生命科学I・II・III,分子生物学を習得していることが望ましい。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
出席率,実験態度,実験量,報告会でのプレゼンテーション,文献調査の量により評価する。 |
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質問への対応 | 随時、できるだけ平易にかつ丁寧に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
西村:nishimura.katsushi@nihon-u,船橋836室,駿河台228B室,谷川:駿河台203室,minoru@chem.cst.nihon-u, 小池:駿河台203室,koike.miya@nihon-u(+ .ac.jp) |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 西村
金曜 駿河台 09:30 ~ 12:00 谷川,小池
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学生への メッセージ |
ともに考え,ともに学び,ともに苦しみ,ともに喜ぶことを楽しみにしています. |