卒業研究 (L65M)

研究テーマ及び研究領域	私たちの身体を構成する様々な生体分子の詳細な局在や機能を明らかにしていくことにより、特定疾患のバイオマーカーの探索や新規治療につながる分子の特定および機能解明が可能となります。本研究室では、質量分析法をはじめとする各種分析装置による詳細な構造解析、ゲノム編集技術などの分子生物学、生化学、および細胞生物学的手法を用いて、糖鎖修飾をはじめとする翻訳後修飾や脂質の組成変化などに着目し、医療に応用するための基礎研究を進めています。また、食品成分と疾患との関係性について明らかにする研究や、美白や抗シワにつながる皮膚の老化の抑制機構を解明する研究を進めています。
学修到達目標	各個人が与えられた研究テーマに対して実験と文献調査を行い、卒業論文をまとめる。
授業形態及び授業方法	実験に必要な基礎的な実験と文献調査と論文購読を中心に行う。独自のテーマを調べてまとめ、中間と期末で経過報告をを行い、発表・討論を行う。
履修条件	基礎生命科学の内容を必ず身につけておくこと．基礎有機化学，基礎無機化学，生命科学I・II・III，分子生物学を習得していることが望ましい。

成績評価の方法及び基準	出席率、課題に取り組む姿勢、実験、調査の内容、およびプレゼンテーションなどを総合的に評価する。
質問への対応	随時対応する。
研究室又は連絡先	鈴木　佑典：駿河台校舎2号館2階228A号室、電話：03-3259-0793 E-mail: suzuki.yuusuke@nihon-u.ac.jp 中村　亜紀：駿河台校舎2号館2階228A号室、電話：03-3259-0798 E-mail: nakamura.aki@nihon-u.ac.jp 松下　祥子：駿河台校舎2号館1階212A号室、電話：03-3259-0802 E-mail: s.matsushita.pt78@gmail.com
オフィスアワー	月曜駿河台 18:00 ～ 19:00
学生へのメッセージ	実験によって得られたデータを基に未知の生命現象を紐解いていく楽しさを感じてください。また、他人にわかりやすく説明することや文章を書き起こすことを繰り返すことによって、社会人になった際に求められる表現力を培ってください。

2019年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科