2019年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 糸井 千岳 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M12B |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 力学Iの内容をさらに発展させ、より一般的な力学の問題に対する解法を学習する。中心力、多体問題、剛体の運動などについて学習し、運動方程式を立て、その解を求められるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ほとんど毎回、1、2枚の資料を配布し、それに沿って板書を中心とした講義を行う。 |
履修条件 | 力学I、インセンティブ基礎数学で学んだ基礎学力を必要とする。 |
授業計画
第1回 | 運動量保存則と仕事とエネルギー保存則、 この講義の予習として、インセンティブ基礎数学の第5回目と力学Iのこの題目について1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
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第2回 | 中心力と角運動量保存則、 この講義の予習として、インセンティブ基礎数学の第6回目を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第3回 | 極座標による表示、 この講義の予習として、高校数学での極座標、合成関数の微分法ついて理解を確かめるのに必要な時間をかけ復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第4回 | 2次曲線についての復習、 この講義の予習として、高校数学での2次曲線(楕円、双曲線、放物線)を理解を確かめるのに必要な時間をかけ復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第5回 | 惑星の運動、 この講義の予習として、エネルギーと角運動量の保存則および2次元の極座標について理解を確かめるのに必要な時間をかけ復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第6回 | Keplerの法則、 この講義の予習として、前回の講義を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第7回 | 超可積分性とBertrandの定理について、 この講義の予習として、前回の講義を1時間程度かけて復習をしておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第8回 | クーロン散乱、 この講義の予習として、双曲線について理解を確かめるのに必要な時間をかけ復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第9回 | 2体問題、 この講義の予習として、力学IのNewtonの3法則を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第10回 | 結合振動子、 この講義の予習として、前回の講義を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第11回 | 多粒子系、 この講義の予習として、2体問題の講義を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第12回 | 剛体の運動、 この講義の予習として、多粒子系の講義を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第13回 | 固定軸のまわりの剛体の回転と慣性モーメント、 この講義の予習として、物理数学Iにおいて学んだ多重積分を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第14回 | 剛体の慣性テンソルと一般の運動、 この講義の予習として、前回の講義を1時間程度かけて復習しておくこと。 この講義の復習には2時間以上かけること。 |
第15回 | 平常試験および解説、 5時間以上、講義や演習の復習をして試験に備えること。試験後に1時間以上かけて問題を解き直すこと。 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
井口英雄、佐甲徳栄、相馬亘、中原明生 『理工系のための力学』 物理入門コース 東京図書
ハリディー、レスニック、ウォーカー 『力学』 物理学の基礎1 培風館 2002年 第1版
青木健一郎 『力学』 コア・テキスト サイエンス社 2011年 第1版
ランダウ、リフシッツ 『力学』 ランダウ、リフシッツ理論物理学教程 東京図書 第3版
参考書は力学Iのものと同じであるので、力学Iのシラバスを参考にすること。
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成績評価の方法 及び基準 |
学期末の平常試験(ノート等の持ち込みは不可)とレポートまたは小試験によって評価する。配分は、期末試験が80%、レポートまたは小試験が20%とする。レポートまたは小試験の不合格者は合格するまで解き直しのレポートを再提出させる。 平常試験を予定しているが、講義室の空き状況により定期試験への変更の可能性がある。 |
質問への対応 | 講義終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎4号館2階420A室 E-mail: itoi.chigakuアットマークnihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 1011教室
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学生への メッセージ |
講義を聞いたりノートを取ったりするだけで満足せず、自力での問題演習を心掛けて下さい。力学IIは力学Iにくらべると、数学的技術の向上がより必要とされます。常に向上心を持って、練習を繰り返してください。分からないことは先送りせず、じっくり考え抜いてください。どうしても分からないことは、教員のオフィスアワーに質問してください。 |