2019年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | コンピュータリテラシ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 鈴木 潔光 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M14A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 物理学科のコンピュータリテラシは、主として表計算ソフト(Excel)および数式処理ソフト(Mathematica)を用いて物理現象、特にグラフの意味を理解できるようになることを目的とする。 またこの授業内で、インセンティブで扱った数学のMathematicaを用いてより理解が深められるようにする。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
12号館地下のパソコンによる実習中心に進める。また、ウェブや携帯電話を利用した授業支援も行う。あわせて、ほぼ毎回ウェブを利用したクイズとその解説も行い、理解を深める。 |
履修条件 | 基礎から説明するので、予備知識は特に必要ありません。ただし、情報教育研究センターが発行しているIDとパスワードは、必ず把握しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 講義概要 ① この講義と4年間学ぶ物理学との関連 ② コンピュータを利用した物理学・数学の概要 【事前学習】0時間 【事後学習】1時間 配布した教科書の内容を一通り把握しておく |
---|---|
第2回 | Ⅰ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの基礎(その1) ① 表計算ソフトによる合計・平均の計算 ② 表計算ソフトによる数列・漸化式 ③ Mathematicaによる微分方程式(インセンティブの解答) 【事前学習】0.5時間 教科書2~3ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 講義で扱えなかったインセンティブの微分方程式の解をMathematicaで解けるようにしておくこと。 |
第3回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの基礎(その2) ① 絶対参照・相対参照 ② 順位の計算・掛け算九×九表の作成 【事前学習】0.5時間 教科書4~6ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 絶対参照・相対参照が使いこなせるようにしておくこと。 |
第4回 | Ⅱ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの応用(その1) ① 旧システムアドミニストレータ試験に見る表計算の役割 ② ポータルシステムによる小テスト(シスアド) 【事前学習】0.5時間 教科書7~9ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ITパスポート試験の過去問のうち、表計算の問題が解けるようにしておくこと。 |
第5回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの応用(その2) ① 表計算ソフトによるグラフィック処理 ② Mathematicaによるグラフ処理 【事前学習】0.5時間 教科書10~12ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 Mathematicaを用いてグラフが描けるようにしておくこと。 |
第6回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの応用(その3) ① オイラーの公式・テーラー展開(インセンティブの解答) 【事前学習】0.5時間 インセンティブの教科書6~7ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 Mathematicaを利用してオイラーの公式やテーラー展開ができるようにしておくこと。 |
第7回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトの応用(その4) ① Mathematicaによる微分方程式とグラフ(インセンティブの解答) ② 微分方程式と振動 【事前学習】0.5時間 インセンティブの教科書9~10ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 Mathematicaを利用して微分方程式の解や、そのグラフを表示できるようにしておくこと。 |
第8回 | Ⅲ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学(その1) ① 表計算ソフトによる数列・漸化式とカオス ② Mathematicaによる数列 【事前学習】0.5時間 教科書13~15ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ExcelやMathematicaを利用して、数列の問題が解けるようにしておくこと。 |
第9回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学(その2) ① 表計算ソフトを用いたNewton法 ② Mathematicaを用いたNewton法 【事前学習】0.5時間 教科書18ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ExcelやMathematicaを利用して、Newton法の問題が解けるようにしておくこと。 |
第10回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた数学(その3) ① 表計算ソフトによる積分の近似計算 ② Mathematicaによる積分 【事前学習】0.5時間 教科書22~24ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ExcelやMathematicaを利用して、積分の計算ができるようにしておくこと。 |
第11回 | Ⅳ 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その1) ① 表計算ソフトによる落下運動とグラフ ② Mathematicaによる落下運動とグラフ ③ 偏微分・勾配(インセンティブの解答) 【事前学習】0.5時間 教科書25~26ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 Mathematicaを利用して、偏微分や勾配の計算ができるようにしておくこと。 |
第12回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その2) ① 表計算ソフトによる波動の式とグラフ ② Mathematica波動の式とグラフ 【事前学習】0.5時間 教科書26~27ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ExcelやMathematicaを利用して、波動の式が持つ意味を理解できるようにしておくこと。 |
第13回 | 表計算ソフトおよび数式処理ソフトを用いた物理現象の理解(その4) ① 表計算ソフトによるうなりとグラフ ② Mathematicaうなりとグラフ・音声 【事前学習】0.5時間 教科書27~29ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 Mathematicaを利用して、うなりの意味がわかるようにしておくこと。 |
第14回 | 講義のまとめ ① 表計算ソフトによる数学・物理 ② Mathematicaを用いた数学・物理 【事前学習】0.5時間 教科書全ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ExcelやMathematicaを利用し教科書の問題が解けるようにしておくこと。 |
第15回 | 理解度確認テストおよびその解説 ① 理解度確認テスト ② ①の解説 【事前学習】0.5時間 教科書全ページを読み、わからないところをまとめておくこと。 【事後学習】0.5時間 ペーパーテストの問題を、ExcelやMathematicaを利用しても解けるようにしておくこと。 |
その他
教科書 |
自作教科書をガイダンス時に配布
|
---|---|
参考書 |
各テーマごとに講義の中で紹介する
|
成績評価の方法 及び基準 |
課題提出(2点×15回) 30点、理解度確認試験 70点 |
質問への対応 | 授業中や授業後に質問して結構ですが、時間も限られますので、下記メールアドレスへメールを送ってください。 |
研究室又は 連絡先 |
火・水・木・金:駿河台校舎833D室(内線982) E-mail:suzuki.kiyomitsu@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 9号館1階916室
|
学生への メッセージ |
ExcelやMathematicaが使えることは、今後の勉学に非常に役立ちます。是非使いこなせるようにしてください。 |