2019年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数理情報論理学A | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉開 範章 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N33N |
クラス | 2クラス | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | データベースとは何か、何の役に立つのか、その概念をまず知り、具体的なソフトを用いてその技法をマスターすることにより、自力でデータベースの基本設計と構築ができるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業方法は、講義と実習を交互に行う。 実習ではノートパソコンを必ず持参してもらい、課題を提出する。 |
履修条件 | 特に予備知識を必要としないが、ノートパソコンの操作に慣れておいていただきたい。 |
授業計画
第1回 | 前期授業の目標。内容についての説明や、次回から授業に必要なもの(ノートパソコン、ソフトウェア)について解説する。 シラバスの内容を確認の上、授業に臨む事。 |
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第2回 | データベース管理システムとは何か。DBMSの概念とソフトウェア。Accessの基本的な使い方。ノートパソコンによる実習を含む。 事前学習;基本機能p.1〜p.20を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第3回 | テーブルの説明とデモ。テーブルの作り方とデータの管理方法について実際に作りながら説明する。 事前学習;基本機能p.21〜p.76を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第4回 | テーブルの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前学習;講義1&2の内容を復習し、一人でテーブル作成ができるようになる。(120分) 事後学習:実習の結果、問題と感じた点を明らかにし、解決しておく事。(120分) |
第5回 | クエリの説明とデモ。データベースのデータから、条件によりデータを選択・更新・削除する。これらを実際に作りながら説明する。 事前学習;p.88〜p.110を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第6回 | クエリの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前学習;講義5の内容を復習し、一人でクエリ操作ができるようになる。(120分) 事後学習:実習の結果、問題と感じた点を明らかにし、解決しておく事。(120分) |
第7回 | テーブルとリレーションシップ(その1)。実際のデータを、どのようにして効率良くデータベースに納めていくのか解説する。 事前学習;p.204〜p.215を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第8回 | テーブルとリレーションシップ(その2)。前回の講義の復習と、テーブル間の関連付けした内容からリレーションシップの設定を行う。これらを実際に作りながら説明する。 事前学習;第7回講義およびp.204〜p.215を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第9回 | テーブルとリレーションシップの実習(その1)。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前学習;講義7、8の内容を復習し、一人でリレーションシップ操作ができるようになる。(120分) 事後学習:実習の結果、問題と感じた点を明らかにし、解決しておく事。(120分) |
第10回 | リレーションシップが設定されたテーブルのクエリについて講義を行う。 事前学習;p.281〜p.310を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第11回 | テーブルとリレーションシップの実習(その2)。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前学習;講義10の内容を復習し、一人でリレーションシップ操作ができるようになる。(120分) 事後学習:実習の結果、問題と感じた点を明らかにし、解決しておく事。(120分) |
第12回 | フォームをデザインビューによって作成する。データの入力画面となるフォームの作成について、実際に作りながら説明する。 事前学習;p.118〜p.134, P.234〜p.272を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第13回 | レポートの説明とデモ。印刷するための機能のレポートを利用して、データベースのデータをPDFとして印刷するところまで、実際に作りながら説明する。 事前学習;p.147〜p.160, P.319〜p.350を読んで理解できない所を質問出来るようにまとめておく事(120分) 事後学習:講義&演習内容を学生間で議論し、一人でも実行できるようにしておく事。(120分) |
第14回 | レポートの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前学習;講義11,12,13の内容を復習し、一人でリレーションシップ操作ができるようになる。(120分) 事後学習:実習の結果、問題と感じた点を明らかにし、解決しておく事。(120分) |
第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
広野忠敏 『できるAccess 2016 Windows 10対応』 インプレスジャパン 2016年 第1版
教科書の内容に沿って授業を行う。手元にあると便利である。
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参考書 |
AccessやSQLに関するマニュアル的な参考書が多数、書店にあるので、授業中に適宜述べたい。
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成績評価の方法 及び基準 |
提出物やレポート(50%)、および平常試験(50%)を行い、これらの結果により評価する。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。メールでも質問を随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に提示する。 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:20 ~ 13:00 駿河台8号館823F
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学生への メッセージ |
データベースは、近年身近な環境でも使われるようになり、教職「情報」取得に必要な科目であります。 |