2019年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 代数学幾何学A | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 古津 博俊 | 履修期 | 前期 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N41B |
クラス | 2クラス | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 平面・空間の図形とベクトルについて理解し、具体的な問題が解ける. 行列の和・差・積・ベクトルとの積・階数・逆行列について理解し、具体的な問題が解ける. 行列を用いての一次方程式系の解の求め方を理解し、具体的な問題が解ける. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
この講義では,線形代数学の基本的事項を習得する. 高校でも学習した平面・空間のベクトルから始め,より一般的な行列等の線形代数学における基礎概念を学習する. 講義の合間に行列の階数,逆行列などの計算の練習も徹底して繰り返す. 授業,例題解説,問題練習など.2時限続きである. 毎回小テスト又は到達度確認試験を行う. 小テストは復習に使用できるようにその日のうちにCSTポータルにアップロードしてある. |
履修条件 | 高等学校の数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B 必修 |
授業計画
第1回 | 授業ガイダンス:授業の計画、成績のつけ方の説明.授業で用いる記号の定義、高校で学習した数学の内容との関連性について 行列の定義と和・差・積について理解する 予習:教科書p31-p34 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
---|---|
第2回 | 平面および空間ベクトル(1):定義,基本的性質,位置ベクトルについて理解する 予習:教科書p2-p4 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第3回 | 平面および空間ベクトル(2):線形独立,線形結合,内積について理解する 予習:教科書p5-p7 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第4回 | 平面図形(1):平面における直線、距離の公式、円について理解する 予習:教科書p8-p11 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第5回 | 平面図形(2):平面の回転と行列、線形変換、正射影について理解する 予習:教科書p14-p19 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第6回 | 空間図形(1):空間における直線、平面、距離の公式、球について理解する 予習:教科書p11-p13 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第7回 | 空間図形(2):空間の回転と行列、線形変換、正射影について理解する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p20-p29 (2時間) 復習:本日の授業内容および教科書第1章の内容について(6時間) |
第8回 | 行列(1):行列の定義、和、スカラー倍、積、転置、複素共役、区分けについて理解する 予習:教科書p31-p40 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第9回 | 行列(2):正則行列、逆行列、対角行列、トレースについて理解する 予習:教科書p41-p44 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第10回 | 行列(3):n次複素ベクトル空間、行列と線形写像の対応について理解する 予習:教科書p44-p46 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第11回 | 行列(4):行列の基本変形、掃き出し方、階数の定義と計算について理解する 予習:教科書p46-p53 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第12回 | 一次方程式系(1):係数行列、基本変形による解の求め方について理解する 予習:教科書p54-p58 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第13回 | 一次方程式系(2):斉次一次方程式系について理解する 予習:教科書p59-p61 (2時間) 復習:本日の授業内容および本日の小テストの内容について(6時間) |
第14回 | まとめ:これまでの授業内容について復習する そして到達度確認試験をおこなう 予習:教科書p2-p61 (2時間) 復習:本日の授業内容および教科書第2章の5節までの内容について(6時間) |
第15回 | 補足及び解説:これまでの授業内容について復習する 予習:教科書p2-p61の範囲で達成度確認試験で理解が不足していたところ (2時間) 復習:教科書p2-p61の範囲で達成度確認試験で理解が不足していたところ(6時間) |
その他
教科書 |
(1) 齋藤正彦 『線型代数学』 基礎数学1 東京大学出版会 1966年 第1版
(2) 村上正康、野澤宗平、稲葉尚志 『演習線形代数』 培風館 1983年 第1版
上記2冊は、最初の講義で配布するので、各自で購入する必要はない。
(1) 何でも書いてある標準的な教科書。
(2) 演習のための解答付きの本。
|
---|---|
参考書 |
佐武一郎 『線型代数学』 裳華房
|
成績評価の方法 及び基準 |
授業中の小テスト、定期試験、演習、レポート提出による。 |
質問への対応 | オフィスアワー:金曜日・15時00分~16時00分・タワースコラS1409室 |
研究室又は 連絡先 |
タワースコラS1409室 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 15:00 ~ 16:00 研究室
|
学生への メッセージ |
予習復習を欠かさずに行うこと。 |