2019年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築材料Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大塚 秀三 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C91F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築物の骨組みとなり。建築物を安全に支える目的で使用する構造材料(木材、コンクリート、鉄鋼材料)の各種性質について学習する。このことにより、建築物を設計・施工するために必要な構造材料の性質を理解できるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書及び配布資料に基づきパワーポイントまたは板書により説明するとともに,必要に応じてビデオの映写を行う。 |
履修条件 | 建築材料Ⅱと併せて履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:授業の主旨と学習目標の確認および建築構造材料についての概略説明 【事前学習】建築材料の基本的分類(構造材料と仕上げ材料)について調べておくこと(120分) 【事後学習】建築材料の基本的分類について講義の内容を見直すこと(120分) |
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第2回 | 木材(1):木材の種類、組織、製材、密度、強度などの性質について説明する。 【事前学習】木材の基本的性質について調べ,分からない点を整理しておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明する木材の性質について見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第3回 | 木材(2)木材の劣化(腐朽、虫害、風化、燃焼)及び集成材について説明する。 【事前学習】木材の劣化および集成材の基本的性質について調べ,分からない点を整理しておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明する木材の劣化および集成材の性質について見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第4回 | 鉄鋼材料(1):高炉法および電炉法による鉄鋼材料の製造方法について説明する。 【事前学習】鉄鋼材料の製造方法について調べ,分からない点を整理しておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明する鉄鋼材料の製造方法について見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第5回 | 鉄鋼材料(2):各種鉄鋼製品及び各種特殊鋼材について説明する。 【事前学習】鉄鋼製品の種類を調べ,分からない点を整理しておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明する鉄鋼製品の種類について見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第6回 | コンクリート(1):コンクリートの構成及び特徴、各種セメントの特性と使用上留意すべき点について説明する。 【事前学習】テキスト30~31ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第7回 | コンクリート(2):各種混和材料の性質及び各種混和材料がコンクリートの品質向上に果たす役割について説明する。 【事前学習】テキスト31~35ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第8回 | 中間理解度確認試験と解説:木材、鋼材およびコンクリートの材料特性 【事前学習】1~7回の授業内容を見直すこと(120分) 【事後学習】試験で分からなかったところや間違えたところを見直し,分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第9回 | コンクリート(3):各種骨材の性質及び産業廃棄物等の骨材への利用の現状を説明する。 【事前学習】テキスト36~40ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第10回 | コンクリート(4):フレッシュコンクリートの性質について説明する。 【事前学習】テキスト40~42ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第11回 | コンクリート(5):硬化コンクリートの力学的性質及びコンクリートを構成する使用材料の割合(調合)を決める方法について説明する。 【事前学習】テキスト42~49ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第12回 | コンクリート(6):硬化コンクリートの耐久性(中性化、凍害、塩害、アルカリ骨材反応など)について説明するとともに環境問題との関連についても述べる。 【事前学習】テキスト49~58ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第13回 | コンクリート(7):レディーミクストコンクリートに要求される品質及び製造方法について説明する。 【事前学習】テキスト59~65ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第14回 | コンクリート(8):各種コンクリート製品の現状を説明する。 【事前学習】テキスト65~72ページを読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義で説明した内容を見直し,理解を深めること。分からない箇所は次回講義にて質問できるようまとめておくこと(120分) |
第15回 | 理解度確認試験と解説:木材、鋼材およびコンクリートの材料特性その2 【事前学習】1~14回の授業内容を見直すこと(120分) 【事後学習】試験で分からなかったところや間違えたところを見直し,分からない箇所は質問する(120分) |
その他
教科書 |
中田善久、斉藤丈士、大塚秀三 『ポイントで学ぶ鉄筋コンクリート工事の基本と施工管理』 井上書院 2017年 第1版第2刷
本体価格:2,700円+税,ISBN:978-4-7530-0589-5 教科書に沿って授業を展開するので必ず購入のこと。 教科書に記載のない内容については、適宜資料を配布する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
中間理解度確認試験(20%)及び理解度確認試験(80%)により評価する。 |
質問への対応 | 講義中に理解できないことがあった場合,質問内容を整理し講義終了後または次回講義にて質問すること。 |
研究室又は 連絡先 |
講義中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
本講義で取り扱う木材、鉄鋼材料およびコンクリートは,建築物の骨組みを造る極めて重要な材料です。それぞれの基本的な性質を理解するよう努めて下さい。 |