2019年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 機器分析 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 萩原 俊紀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K23R |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 1.元素分析、赤外吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトルの原理、装置の構造と測定方法を説明できる。 2.簡単な化合物の測定結果からその構造を確定することができる。 3.液体クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィーの原理、装置の構造と測定方法を説明できる。 4.簡単なクロマトグラムを解析できる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
この授業では、有機化合物の構造解析について、配布資料を中心とした講義、スペクトルやクロマトグラムの解析、および未知試料の解析演習を行う。 |
履修条件 | 有機化学の基礎を理解していること。 |
授業計画
第1回 | 【授業内容】 授業の進め方と評価方法の解説 授業概要の解説 【事前学習】 事前にシラバスをよく読んでおくこと(30分)。 【事後学習】 なし。 |
---|---|
第2回 | 【授業内容】 元素分析(1回目) 原理、装置の構造と解析方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第3回 | 【授業内容】 元素分析(2回目) 元素分析解析演習を行う。 【事前学習】 元素分析結果の解析方法を予習しておくこと(150分)。 【事後学習】 演習で理解が不十分だった箇所を復習し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第4回 | 【授業内容】 赤外吸収スペクトル(1回目) 原理、装置の構造と測定方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第5回 | 【授業内容】 赤外吸収スペクトル(2回目) スペクトルの解析方法を、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第6回 | 【授業内容】 核磁気共鳴スペクトル(1回目) 原理、装置の構造と測定方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第7回 | 【授業内容】 核磁気共鳴スペクトル(2回目) スペクトルの解析のうち、化学シフトと積分曲線について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第8回 | 【授業内容】 核磁気共鳴スペクトル(3回目) スペクトルの解析のうち、スピン結合について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第9回 | 【授業内容】 質量分析 原理、装置の構造と解析方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第10回 | 【授業内容】 解析演習 未知試料の元素分析、赤外吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトルおよび質量分析の測定結果から、化合物の構造を推定する演習を行う。 【事前学習】 各分析手法の解析方法を予習しておくこと(150分)。 【事後学習】 演習で理解が不十分だった箇所を復習し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第11回 | 【授業内容】 クロマトグラフィー クロマトグラフィーの一般的原理を説明し、ペーパークロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィーおよび薄層クロマトグラフィーについて解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第12回 | 【授業内容】 高速液体クロマトグラフィー 原理と装置の構造、測定方法および結果の解析方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第13回 | 【授業内容】 ガスクロマトグラフィー 原理と装置の構造、測定方法および結果の解析方法について、配布資料をもとに解説する。 【事前学習】 配布資料をよく読み、理解が困難な点をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】 授業内容を振り返り、十分に理解できなかった点は、参考書などを用いて理解を十分にしておくこと(120分)。 |
第14回 | 【授業内容】 総合演習 第2回から第13回までに紹介した分析方法を組み合わせて、未知化合物の構造を推定する演習を行う。 【事前学習】 各分析手法の解析方法を予習しておくこと(150分)。 【事後学習】 演習で理解が不十分だった箇所を復習し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第15回 | 【授業内容】 平常試験および解説 【事前学習】 授業全体の内容を復習し、理解を十分にしておくこと(300分)。 【事後学習】 平常試験の結果が不十分であった箇所について、再度復習しておくこと(60分)。 |
その他
教科書 |
特に定めない。必要に応じ資料を配布する。
|
---|---|
参考書 |
泉・小川・加藤・塩川・芝 監修 『機器分析の手びき 第1集、第2集』 化学同人 1996年 第2版
日本分析化学会近畿支部 編 『ベーシック機器分析化学』 化学同人 2008年 第1版
上記をはじめ、種々の機器分析関係の書籍が参考となる。
|
成績評価の方法 及び基準 |
演習をはじめとする授業への参加状況(50%)と平常試験(50%)による。また出席回数が授業時間数の3/5に満たない場合は評価しない。 |
質問への対応 | 適宜対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館837号室 hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp(@は半角で入力してください) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20
|
学生への メッセージ |