2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
河海工学特論Ⅳ
現代港湾・空港政策特論
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 干山 善幸 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A45B |
クラス |
概要
学修到達目標 | これからの土木技術者の役割を考え、行動する技術者として活躍する素養を持つため、港湾と空港というフィールドを通じて、その政策の歴史的変遷、現在の課題と将来展望を学ぶとともに、自らも政策提案を試みることにより、土木技術者としての意識の高揚を図ります。 |
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授業形態及び 授業方法 |
国土交通省他の資料等による講義とディスカッションを行います。 また、①東京港、②港湾空港技術研究所・国土技術政策総合研究所、③羽田空港(補講)の視察を行います。 毎回、講義後に、講義要旨をまとめたレポートの提出を求めます。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
事前に公表する講義資料による予習を推奨します。 |
授業計画
第1回 | 港湾・空港政策の変遷 |
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第2回 | 国際コンテナ戦略港湾政策 |
第3回 | 国際バルク戦略港湾政策 |
第4回 | クルーズ振興に向けた取組 |
第5回 | 国土強靭化に向けた港湾・海岸の防災・減災対策 |
第6回 | 港湾施設の建設・維持管理等の現状と課題 |
第7回 | 港湾分野のインフラシステム輸出に係る最近の動向 |
第8回 | <視察>東京港 |
第9回 | 港湾環境政策と海洋利用開発 |
第10回 | 港湾施設の技術基準 |
第11回 | <視察>港湾技術研究所・国土技術政策総合研究所(久里浜) |
第12回 | 航空行政の概要及び一般空港の整備 |
第13回 | 首都圏空港の機能強化について |
第14回 | 最近の鉄道政策の主要課題 |
第15回 | 政策提案の発表と全体討議 (別途、補講として羽田空港の視察を実施します) |
その他
教科書 |
パワーポイントによる講義資料を用います。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
「世界に通じる、未来へ通じる 港湾 の話」国土交通省港湾局監修 日本経済新聞社出版2018年 1版、「クルーズポート読本」一般財団法人 みなと総合研究財団クルーズ総合研究所 成山堂書店 2018年 初版、「空港のはなし」成山堂書店 2013年 等、
初回の講義において、参考文献の一覧を提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義に関するレポートの提出及び政策提案の内容により評価します。 その際、レポートの提出を7割、政策提案の提出発表を3割とします。 |
質問への対応 | 毎回、講義後に提出を求めるレポートの中で質問を受け付けます。 回答はメールにて行います。 |
研究室又は 連絡先 |
レポートの提出及び連絡については以下のメールアドレスで受け付けます。 merdeka@true.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
就職先として、国家公務員や地方公務員等を志す学生(学部生も含む)の聴講も歓迎します。 また、定員に余裕がある場合は、現地視察のみの参加も受け付けます。参加希望者は、実施時期近くになったら掲示板などへ貼り出す募集情報に従って応募してください。 |