2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
環境工学特別研究
Environmental Biogeochemistry and Microbiology
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 小沼 晋 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A66R |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
研究テーマ1.環境土木分野での化学物質とその影響の解析(環境分析の実験,モデル解析など) 研究テーマ2.水環境の生態系とその工学的役割の解析(現地調査,データ・モデル解析など) 研究テーマ3.排水処理プロセス中の微生物相の解析(分子生物学的な実験,画像解析など) 研究テーマ4. 水環境の総合的な評価手法の検討(主に現地調査,文献調査,データ解析など) 研究領域:環境生物化学(微生物や微量化学物質などの微小世界が,工学的・現場的なマクロ 世界の中で果たしている役割を考えること) |
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学修到達目標 | 実験的・解析的研究を極め・深めることで,問題解決能力を養うとともに,発表および報告書作成などエンジニアにとって不可欠なコミュニケーション力を身につけること .学内外での研究発表と議論を通じて,自己が変わっていくことと,自分の研究が世界を変えていくことを体得し,学術研究と社会との関係についての認識を深め,同時に社会の改善に貢献すること. |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
適宜,文献調査や実験結果の報告会を開催し,その結果に基づいてディスカッションを行う.学内もしくは学外で発表することを目標とし,その準備,レジュメの作成を通じた指導を行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
環境衛生工学に関する基礎知識,化学の基礎知識,微生物学の基礎知識,基礎数学などに関して,復習を万全に行ってきてください. 学部の授業では,プロジェクトスタディES,地球環境学,資源循環学,水質環境学,水質環境学演習,環境調査法,ビジュアルスタディ環境システム,水質実験等がこれに該当します. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
定期的な経過報告の内容,学術講演会等での発表および修士論文による. |
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質問への対応 | 質問には常時対応しますが,できるだけ事前に電子メールで連絡してください. |
研究室又は 連絡先 |
小沼研究室 駿河台タワー・スコラS1120室 内線:688 E-mail: konuma.susumu*nihon-u.ac.jp (メールする際は「*」を半角の「@」に書き換えて下さい.) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 17:10 ~ 18:40
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学生への メッセージ |
研究や調査というと手や身体を動かす方にどうしても前のめりになりがちですが,文献調査も研究の重要な一部です.学内外の研究者の方々や先人達の仕事を自分自身でよく吟味し,限られた時間で自分が何をなすべきか,自分の力でつかみ取ってください.同時に,講義,教科書 ,論文等から基礎的な知識を幅広く身につけることも重要です.私も一研究者,学会に行けば「共同研究者」です.一緒に頑張りましょう. |