2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 塑性解析特論 | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中島 肇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C34B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築物の構造耐力を含めた構造特性の把握はもちろん、適用可能な施工技術を前提とした構造設計を行うことは、構造設計者としての基本である。建築構造骨組の弾塑性挙動を解析するための基礎理論を総合的に学び、構造設計体系の中の位置付けを理解する。また、生産設計の基礎を学び、設計法と施工法との関わりを理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
弾塑性力学の基礎理論に関する設計指針を用いた輪講形式で行い、適宜、演習課題を課す。また、構造設計と建築生産技術に直結した優れた建築事例を紹介しながら、議論ができる機会を設け、自らの考えを整理する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
静定構造の力学、不静定構造の力学、鋼構造 |
授業計画
第1回 | 塑性解析(1) 建築構造物の塑性設計の基本 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
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第2回 | 塑性解析(2) 上下界定理 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第3回 | 塑性解析(3) ラーメンの崩壊荷重 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第4回 | 塑性解析(4) 全塑性モーメント 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第5回 | 塑性解析(5) 全塑性モーメント(軸力の影響) 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第6回 | 塑性解析(6) 板の座屈 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第7回 | 塑性解析(7) 梁の強度・横補剛 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第8回 | 塑性解析(8) 圧縮柱の曲げ耐力 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第9回 | 塑性解析(9) 柱の細長比と軸力制限 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第10回 | 塑性解析(10) 圧縮軸力と曲げモーメントを受ける柱耐力 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第11回 | 塑性解析(11) ブレース 【事前学習】教科書、講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】教科書、講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第12回 | 設計法と施工法(1) 大規模鉄骨構造 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第13回 | 設計法と施工法(2) 吊構造 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第14回 | 設計法と施工法(3) 膜構造、張弦梁構造 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるように まとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め、発表できるように しておくこと。(120分) |
第15回 | 提出課題の解説と講評 【事前学習】前回までの講義資料などを復習して理解していくこと。(120分) 【事後学習】提出課題で理解が十分でなかったところについて、理解を深め、 発表できるようにしておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
社団法人日本建築学会 『鋼構造塑性設計指針』 丸善 2017年 第3版
社団法人日本建築学会 『鋼構造座屈設計指針』 丸善 2018年
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
講義に必要な資料を配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
輪講での説明内容および課題レポートの採点結果により成績を評価する |
質問への対応 | 研究室にて随時 |
研究室又は 連絡先 |
中島:タワー・スコラ S907室 nakajima.hajime@nihon-u.ac.jp 03-3259-0704 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
構造設計に必須の基礎力を身につけたいと考えている人に受講をすすめます。また、金曜日4、5時限目の「建築構造設計演習」の理論背景がさらに詳細に理解できます。 |