2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 熱工学特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 木村 元昭 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F26A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 管内流や翼面の壁面せん断層、バーナーなどの噴流の自由せん断層では、固体壁面と作動流体あるいは流速や気体の異なる流れのせん断層において、運動量、熱、物質の移動、拡散が生じる。このような熱流体の輸送現象の基礎を学ぶと共に、工業的な応用例についても学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書や参考資料による講義。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
熱や流体の分野に興味があり、これらの分野の基礎を修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 熱工学特論Ⅱに関する概要の説明 |
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第2回 | 分子運動論から見た流体内の粘性、熱伝導、物質拡散に関する講義 |
第3回 | 熱伝導方程式を用いた自然対流ある場合とない場合の拡散率に関する講義 |
第4回 | 乱流の性質とレイノズル応力に関する講義 |
第5回 | 乱流による運動量と熱の輸送に関する講義 |
第6回 | 自由せん断層に関する講義 |
第7回 | 自由せん断層の不連続面で生じる渦層に関する講義 |
第8回 | 噴流拡散の応用例の紹介(その1) |
第9回 | 噴流拡散の応用例の紹介(その2) |
第10回 | 気体燃料の燃焼(予混合燃焼)に関する講義 |
第11回 | 気体燃料の燃焼(拡散燃焼)に関する講義 |
第12回 | 噴流拡散の応用例の紹介(その3) |
第13回 | 噴流拡散の応用例の紹介(その4) |
第14回 | 各自のテーマに関するプレゼンテーション |
第15回 | 各自のテーマに関するプレゼンテーション |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
N.ラジャナトナム、野村安正 訳 『噴流』 森北出版 1980年
N. Rajaratnam, Turbulent Jets, Elsesvier, 1976
新岡 嵩、河野通方、佐藤順一 『燃焼現象の基礎』 オーム社 2001年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中の質疑応答と、講義全体を通してのレポートの内容を80%、各自のテーマに関するプレゼンテーションを20%とし、100点満点として成績評価とする。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
木村研究室 駿河台校舎タワー・スコラ17階S1709室、T:03-3259-0750、E:kimura@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 駿河台校舎タワー・スコラ17階S1709室
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学生への メッセージ |