2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 |
応用数学Ⅱ
応用数学の展開
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高田 章 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F52B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械工学分野に現れる諸現象を適切にモデル化し有限要素法等を用いて課題解決できることを目指す。前半は有限要素法を正しく利用するために重要な数学的な理論や手法を学び、後半はいくつかの課題を実際に計算しながら課題解決の勘所を学習する。適宜ものづくり企業の事例も紹介する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書・パワポを併用して講義を行う。応用数学Iと同様に出席者との双方向のコミュニケーションを重視していく。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部までの数学分野科目。必須ではないが、フリーソフトを適宜利用するので計算に利用できるパソコンがあれば望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:応用数理Iのレヴューと応用数理IIで習得してもらいたい内容を説明する。 |
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第2回 | 各種モデリング手法の考え方(有限要素法、差分法、境界要素法、粒子法、等) |
第3回 | 現象モデル化のこつ・落とし穴 |
第4回 | マトリックス構造解析 |
第5回 | 重み付き残差法と変分法 |
第6回 | 代数方程式の数値解法 |
第7回 | アイソパラメトリック要素と数値積分 |
第8回 | 第2回から7回までの復習と補足 |
第9回 | 定常問題への応用I |
第10回 | 定常問題への応用II |
第11回 | 非定常問題への応用I |
第12回 | 非定常問題への応用II |
第13回 | その他の問題への応用 |
第14回 | グループ学習の発表と講義全体の補足 |
第15回 | グループ学習の発表とレポート課題説明 |
その他
教科書 |
教科書:日本計算工学会編『計算力学:有限要素法の基礎』森北出版
参考書:大塚厚二・高石武史「有限要素法で学ぶ現象と数理」、共立出版
その他の参考書は必要に応じて紹介する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート提出とグループ学習発表を課す。平常点(特に積極的に質問や意見を述べること)も考慮する。 |
質問への対応 | 気軽にメールで連絡してください。 |
研究室又は 連絡先 |
akira_takada_scientist@yahoo.co.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
皆さんがAI時代の社会に出て役立つ数学の考え方を講義します。自分の強みをさらに伸ばせる考え方や手法を学んでください。 |