2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 機械材料Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 栗山 幸久 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F54A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械の設計・製造で必要となる材料に関して、材料の構造、強さと変形、物性について基本的な項目が理解でき説明できるようになる。さらに、材料の物性を理解する基礎となる平衡状態図、拡散、相変態が理解でき材料物性の作り込みが説明できるようになる。あわせて材料選定の際に留意すべき事項が理解でき、適切な材料選定を考えることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書および参考書をベースにパワーポイントで講義を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
予備知識:材料に関する知識 予習:毎回講義予定内容を提示するので、教科書・参考書の該当部分を読んでおくこと 復習:毎回の講義内容メモを作成すること、次の回に指名して発表してもらう |
授業計画
第1回 | ガインダンスを行うとともに、背景となる情報を解説する。 シラバスの内容および教科書の項目を確認の上 授業に臨むこと。 予習:30分 シラバスの内容確認、教科書の目次・内容確認 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
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第2回 | 材料の構造 その1 予習:30分 教科書第2章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第3回 | 材料の構造 その2 予習:30分 教科書第2章後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第4回 | 材料の強さと変形 その1 予習:30分 教科書第3章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第5回 | 材料の強さと変形 その2 予習:30分 教科書第3章後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第6回 | 平衡状態図 その1 予習:30分 教科書第4章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第7回 | 平衡状態図 その2 予習:30分 教科書第4章後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第8回 | 拡散・高温変形 その1 予習:30分 教科書第5章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第9回 | 拡散・高温変形 その2 予習:30分 教科書第5章後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第10回 | 相変態と熱処理 その1 予習:30分 教科書第6章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第11回 | 相変態と熱処理 その2 予習:30分 教科書第6章前後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第12回 | 材料の電気・化学的性質 その1 予習:30分 教科書第7章前半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第13回 | 材料の電気・化学的性質 その2 予習:30分 教科書第7章後半を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(A4 40行/頁で2枚程度に纏めること) |
第14回 | 前期の講義の総括、レポート課題の説明 予習:60分 今期の範囲の講義内容まとめを読んで、レポートに備えること 復習:150分 レポート作成 |
第15回 | レポート課題の解説、総合質疑 予習:60分 レポート作成次に疑問に思ったことをまとめて質問できるようにすること 復習:60分 レポートの解説に基づく振り返りを行うこと |
その他
教科書 |
日本機械学会 『機械材料学』 JSMEテキストシリーズ 丸善出版 2008年 第1版
機械学会の機械材料学に沿って講義を行う
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
WorldAutoSteel 『スーパー鉄鋼「先進ハイテン」』 文藝春秋 2009年 第1版
鉄鋼材料に関する参考書として使用。通年受講生に対して無償貸与を予定。
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義内容まとめ(40%) →次回の講義でフィードバックする 最終レポート(60%)→第14回までに提出とし、第15回に解説する |
質問への対応 | 基本的には、講義時間内で質疑を受け、それに回答する。 講義時間外では、質問をメールで受付け、次回講義で解説する。 |
研究室又は 連絡先 |
HQJ07615@nifty.ne.jp また、資料の受け渡しなどの目的でDropbox開設予定 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
鉄鋼会社に長らく勤め、また、参考書のWorldAutoSteelで自動車のための材料と加工を開発した経験に基づいた講義をします。 海外出張があるので、その際は金曜午後に続けて講義をします。 |