光センシング特論 (I42B)

学修到達目標	光の特性，光と物質の相互作用並びに光デバイスの働きを修得し，光センシングの原理・方法・信号処理・その応用を説明することができる。
授業形態及び授業方法	講義と演習，課題の発表・質疑討論との組み合わせによる授業を実施する。
準備学習（予習・復習等）の内容・受講のための予備知識	電気電子計測及び光工学の基礎となる科目を修得していること。課題の発表のための準備を十分に行うこと。

第1回	光センシングの概要　光を用いたセンシング技術の概観
第2回	センシング技術　測定法，計器の性能及び特性
第3回	光の性質　Maxwell方程式，偏光，屈折，時間的コヒーレンス，空間的コヒーレンス
第4回	光源と検出器　レーザ，LED，フォトダイオード，2次元画像センサ
第5回	光の干渉　ホモダイン干渉，ヘテロダイン干渉，多重干渉
第6回	精密計測Ⅰ 　長さのセンシング技術，距離のセンシング技術
第7回	精密計測Ⅱ 　面のセンシング技術，形状のセンシング技術
第8回	課題Aの発表１　各自の課題の発表・質疑討論
第9回	課題Aの発表２　各自の課題の発表・質疑討論
第10回	精密計測Ⅲ 　縞解析技術，信号処理（フーリエ変換，超関数）
第11回	光を用いた生体センシング　生体の分光特性，Optical Coherence Tomography(OCT)の原理と応用技術
第12回	光ファイバを用いたセンシングⅠ 　Optical Time Domain Reflectometer（OTDR），Optical Frequency Domain Reflectometry(OFDR)
第13回	光ファイバを用いたセンシングⅡ 　Fiber Bragg Grating(FBG)，Brillouin Optical Time Domain Reflectometer（BOTDR）
第14回	課題Bの発表１　各自の課題の発表・質疑討論
第15回	課題Bの発表２　各自の課題の発表・質疑討論

教科書	プリントを配布する。
参考資料コメント及び資料（技術論文等）	Amnon　Yariv　：Introduction　to　optical　electronics　（アモン・ヤリフ：光エレクトロニクスの基礎，丸善）
成績評価の方法及び基準	課題の発表・質疑討論並びに課題レポートによる総合評価
質問への対応	随時
研究室又は連絡先	駿河台校舎　タワー・スコラ　S1507
オフィスアワー	水曜駿河台 12:10 ～ 13:10 月曜駿河台 12:10 ～ 13:10
学生へのメッセージ

2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻