2019年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 先端技術特論 | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西川・早川・吉川 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I45A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 放射線や真空技術を含めた,粒子加速器に関係する研究分野における話題とと電気工学に関連する先端技術と応用を抽出し、第一線で活躍する研究者の講演を聴講することによって、理論・技術等を学び,最先端の科学技術に関する知見を広げる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
前半は「KEK-日大 加速器セミナー」として,粒子加速器に関係する研究分野の最前線で活躍する講師(学内・学外)による特別講義を実施し,その題目に則した内容を学ぶ。後半は電気工学に関連する講義を行う。受講者は講義の聴講を通して,これらの分野における様々な研究内容を展望する。なお、スケジュールや講義内容が変更になることがあるが、その時は事前に掲示するので注意すること。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特になし。 講義内容に興味のある受講生なら歓迎します。 |
授業計画
第1回 | ガイダンスおよび「KEK-日大加速器セミナー」 次週以降の特別講義に備え,加速器とその応用一般についての基礎を学ぶ。 (日本大学量子科学研究所 早川 恭史) |
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第2回 | 「加速器の概論」 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK) 准教授 阪井 寛志 |
第3回 | 「放射線光源加速器概論」 KEK 准教授 満田 史織 |
第4回 | 「高周波加速技術」 KEK 名誉教授 肥後 寿泰 |
第5回 | 「放射線の計測と遮蔽」 KEK 教授 佐波 俊哉 |
第6回 | 「加速器のための真空工学入門」 KEK 准教授 柴田 恭 |
第7回 | 「ミュオン科学」 KKE 教授 下村 浩一郎 |
第8回 | 「加速器制御システム概論」 KKE 准教授 佐藤 政則 |
第9回 | 「アンテナの近くで何が起こっているのか?」 アンプレット通信研究所 代表取締役 根日屋 英之 |
第10回 | 「エネルギーの現状と高効率発電技術」 日本大学理工学部電気工学科 教授 吉川 将洋 |
第11回 | 「ナノ加工技術とそのフォトニクスへの応用」 デアネスヒテ 代表取締役 中尾 正史 |
第12回 | 「再生可能エネルギー大量導入に伴う電力系統連系運用面の課題と対策技術」 電力中央研究所 首席研究員 小林 広武 |
第13回 | 「光インタコネクションとその応用」 古河電気工業 主幹研究員 那須 秀行 |
第14回 | 「昭和基地における再生可能エネルギーの可能性と課題」 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 |
第15回 | レポート作成・提出 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 |
その他
教科書 |
特になし
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
それぞれの講義で紹介する
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートによって評価する。 受講した講義の中から前半(8回目まで),後半(9回目以降)からテーマを各1点ずつ計2点選んでレポート(A4・1枚/テーマ)を作成し、提出すること。ただし,欠席した講義のレポートの作成は無効とする。 提出は電気工学専攻は西川まで、量子理工専攻は早川まで。 |
質問への対応 | オフィスアワーの時間に対応いたします。 |
研究室又は 連絡先 |
前半8回目までは早川恭史:電子線利用研究施設(船橋校舎)2階yahayak@lebra.nihon-u.ac.jp 後半は西川省吾:駿河台校舎タワー・スコラ15階S1510号室nishikawa.shougo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 09:00 ~ 20:00 早川 恭史
木曜 駿河台 18:15 ~ 20:30 西川 省吾
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学生への メッセージ |
本講義は量子理工学専攻「量子科学フロンティアI」との同時開催のため,順序・内容は若干変更になることがある。 |