2020年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通現象解析Ⅱ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小早川・藤井 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B21G |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラムの位置づけは、交通計画・交通工学に関する調査・企画技術・改善計画の提案方法について専門的な応用技術を習得することです。 本学科の専門科目における特徴的な科目であり、他校には類をみないものです。 特に、調査計画を企画し、現地調査によって収集したデータを解析することで交通現象を捉え、都市・地域社会を交通の視点からデザインする交通改善計画を提案すると共に、交通管理についての知識を得、さらに、グループ内で合意形成を図りながら現地調査の準備、実施、解析、提案能力を修得させます。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用学力」・E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」・I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に重要な科目です。また、F「生涯自己学習能力」・G「デザイン・総合力」の達成にも関連する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
伊東市における実道路上での交通流現象の測定および車両番号照合法調査により、通過交通量を基礎に幹線および非幹線道路の交通特性を把握し、各種交通現象に関する個々の解析や、グループディスカッションを通して伊東市の交通改善に向けたプレゼンテーションを行う。 |
履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース、交通計画系群 交通流理論、道路工学および交通現象解析Ⅰを受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 課題および課題発表に関する説明を行う。 |
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第2回 | <課題> 伊東市の都市マスタープランに関する講義と課題 【事前学習】交通現象解析Iで提出したレポートの内容を確認しておくこと(120分) 【事後学習】伊東市の都市マスタープランに関する継続調査とレビュー等を行うこと(120分) |
第3回 | <課題>伊東市の地域公共交通網形成計画に関する講義と課題 【事前学習】伊東市の地域公共交通網形成計画について事前に調査すること(120分) 【事後学習】伊東市の地域公共交通網形成計画に関する継続調査とレビュー等を行うこと(120分) |
第4回 | <課題>2019年度の伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析(1) 【事前学習】伊東市の車両番号照合法のデータについて事前に調査すること(120分) 【事後学習】伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析結果の確認と考察等を行うこと(120分) |
第5回 | <課題>2019年度伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析(2) 【事前学習】2019年度の伊東市の車両番号照合法のデータの分析結果について事前に考察すること(120分) 【事後学習】返却した課題を基に考察をするとともに、2018年度のデータの分析を進めること(120分) |
第6回 | <課題>2018年度の伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析(3) 【事前学習】2018年度の伊東市の車両番号照合法のデータの分析結果について事前に考察すること(120分) 【事後学習】返却した課題を基に考察をするとともに、2018年度と2019年度のデータの分析結果を考察すること(120分) |
第7回 | <課題>2018年度の伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析(4) 【事前学習】2018年度の2019年度の伊東市の車両番号照合法のデータの分析結果について事前に考察すること(120分) 【事後学習】伊東市の車両番号照合法を用いた地区の交通現況分析結果に基づく考察を行うこと(120分) |
第8回 | <課題>伊東市の旅行時間調査データを用いた交通現況分析 【事前学習】旅行時間調査のデータの解析方法について事前に学習すること(120分) 【事後学習】2015~2018年度の伊東市の旅行時間調査のデータの分析を進めて考察すること(120分) |
第9回 | <課題>交通管理運用論に関する講義 【事前学習】道路交通管理に関する法制度や取り組みなどについて事前に学習すること(120分) 【事後学習】交通管理運用論に関する講義に基づいて課題を提出し、復習を行うこと(120分) |
第10回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(1) 【事前学習】過去の伊東市で実施した交通調査データについて事前に確認すること(120分) 【事後学習】グループごとに過去の伊東市で実施した交通調査データについて議論した内容を纏めること(120分) |
第11回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(2) 【事前学習】グループで議論した内容について事前に確認すること(120分) 【事後学習】グループごとに伊東市の交通改善計画の提案に向けた議論を行い、その内容を纏めること(120分) |
第12回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(3) 【事前学習】グループで議論した内容について事前に確認すること(120分) 【事後学習】グループごとに伊東市の交通改善計画の提案に向けた議論を行い、中間進捗報告に向けた準備を進めること(120分) |
第13回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(4)-中間進捗報告- 【事前学習】中間進捗報告で発表する内容をパワーポイントで纏めること(120分) 【事後学習】中間進捗報告で指摘された内容を基にディスカッションを行い、最終発表に向けて準備を進める(120分) |
第14回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(5) 【事前学習】グループで議論した内容について事前に確認すること(120分) 【事後学習】グループごとに伊東市の交通改善計画の提案に向けた議論を行い、最終発表に向けた準備を進めること(120分) |
第15回 | <課題>過去の伊東市で実施した交通調査データを用いた交通実態分析と改善に向けた検討(6)-最終発表- 【事前学習】最終発表で発表する内容をパワーポイントで纏めること(120分) 【事後学習】最終発表で指摘された内容を基にディスカッションを行い、質疑応答に関するレポートを作成する(120分) |
その他
教科書 |
塙克郎 監修 『交通調査マニュアル』 鹿島出版会 第抜粋版
(社)交通工学研究会 『改訂 平面交差の計画と設計 基礎編』 2002年
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参考書 |
『道路構造令の解説と運用』 2004年
(社)交通工学研究会 『改定 交通信号の手引』 丸善(株) 2006年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
課題発表50%、課題レポート50%(伊東市の都市マスタープラン10%、伊東市の交通網形成計画10%、車両番号調査15%、旅行時間調査 15%)で成績評価する。 ・出席が80%以下の場合は、原則として最終評価の対象としない。なお、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可することがある。 |
質問への対応 | 課題毎に質問時間を別途設定して対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館3階738室(交通環境研)、7号館2階7211室(交通計画研)、7号館1階7111室(道路マネジメント研) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:15
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00 吉岡
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学生への メッセージ |
交通調査を自分たちで企画、調査、解析したり、各種交通調査の結果を用いて交通計画を行うなど、交通調査の方法論をしっかり学ぶ場です。特に、交通現象解析のプレゼンテーション能力をグループ発表により高めてもらう予定でいます。 |