2020年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅵ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 古澤・井本・泉山 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C13U |
クラス | 建築 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 「建築設計Ⅵ」は、設計教育における最終の設計科目であり、これまで修得した内容を統合し、さらに発展させる能力を養う課題となっている。主な学修到達目標は以下に挙げる5点である。 1)敷地、エリアが抱える課題点の把握とそれへの建築的応答方法の習得 2)都市的スケールの空間に対する設計能力の向上 3)ハードの設計のみならず運営管理など空間利活用に関するソフト的側面に対しての理解力の醸成 4)共同設計を通じたグループワークにおける合意形成方法の会得 5)卒業設計を遂行するために必要なリサーチ能力の底上げ |
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授業形態及び 授業方法 |
建築の設計監理に関して実務経験のある教員により授業を展開する。毎回のエスキスは科目を担当する3名の指導教員全員で行なう。設計は3人1組を基本としたグループを構成し協働で進める。授業内で各教員によるレクチャーやディスカッションを適宜織り交ぜる。また、事例見学会を行ない、空間の運営状況に対する知見を深める。 |
履修条件 | 原則として「建築設計Ⅳ」までを修得していること。「建築設計Ⅴ」も修得済であることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 出題/グループ分け/課題説明 |
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第2回 | レクチャー/ディスカッション |
第3回 | 事例見学会① |
第4回 | 事例見学会② |
第5回 | 事例見学会③ |
第6回 | テーマリサーチ①/サブテーマへの理解を深める(個人ワーク) |
第7回 | テーマリサーチ②/サブテーマへの理解を深める(グループワーク) |
第8回 | エリアフィールドワーク①/対象エリアの課題抽出 |
第9回 | エリアフィールドワーク②/計画地及び計画ヴォリュームの決定 |
第10回 | ソフトデザイン①/利活用イメージと運営スキームの具体化 |
第11回 | ソフトデザイン②/空間設計(外部空間) |
第12回 | ハードデザイン①/空間設計(内部空間) |
第13回 | ハードデザイン②/空間設計(統合) |
第14回 | 全体講評会、採点、返却 |
第15回 | 理解度確認と解説 |
その他
教科書 |
各担当教員から、課題に即した参考書などが紹介される。 「2020年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布する。
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参考書 |
日本建築学会編 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善 2005年 第3版
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成績評価の方法 及び基準 |
講評会でのプレゼンテーションの成果を含め、総合的に評価する。毎回指導を受けていない者の作品は採点されないことがある。課題の提出において、指定時間終了後は特別の理由がない限り受け付けられない。この他、受講上の注意については、「2020年度建築設計課題集」によるものとする。授業に際しては、「2020年度建築設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。 |
質問への対応 | 授業の中で行う。 |
研究室又は 連絡先 |
科目担当:古澤大輔 研究室:駿河台校舎タワー・スコラ8階S807室 メイル:furusawa.daisuke@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 18:20
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学生への メッセージ |
建築設計は決まったひとつの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |