2020年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 数理統計学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 久保田 直樹 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C15N |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 統計学で必要とされる確率論の基礎を学び,検定に代表される推測統計の方法論・考え方の基本を理解する. 代表的な確率分布などについて理解し,問題に応じて適切な手法を選択・判断できるようになる. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用して実施する. |
| 履修条件 | 数理統計学 I の学習内容,そこで必要とされた微分積分学などに関する知識を理解していることが望ましい. |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス:数理統計学Iの内容や必要な予備知識についての概説.数理統計学IIの内容についての俯瞰的解説など. 【事前学習】 シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと.(120分) 【事後学習】 本講義に必要になる高校の知識を学⽣間で議論・復習し,次回以降の授業に向け微分積分学の理解を深めておくこと.(120分) |
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| 第2回 | 検定:検定の考え方,帰無仮説,有為水準(危険率),安全率を紹介する. 【事前学習】 「仮説検定」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第3回 | 正規検定1:正規分布の性質の補足,正規分布を利用した平均値の検定を行う. 【事前学習】 「正規検定」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第4回 | 正規検定2,区間推定:正規分布を利用して確率に関する検定,信頼区間の推定を行う. 【事前学習】 「区間推定」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第5回 | 平均値の検定1:t 分布を導入して,標本平均の検定を行う. 【事前学習】 「t分布」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第6回 | 平均値の検定2:t分布を利用した検定についての演習を行い理解を深める. 【事前学習】 「t分布による検定」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第7回 | 分散の検定1:F分布を導入する.等分散の検定,その注意点などを解説する. 【事前学習】 「F分布」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第8回 | 分散の検定2:F分布,t分布を利用した検定についての演習を行い理解を深める. 【事前学習】 「分散の検定」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第9回 | 2変数の確率密度: 周辺確率と確率変数の独立性の関係を述べる. 【事前学習】 「2変数確率密度関数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第10回 | 相関係数1: 相関係数を定義し性質を調べ,その意味を考える. 【事前学習】 「相関係数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第11回 | 相関係数2: ベクトルの内積と相関係数の関係,連立1次方程式の最小二乗近似解について述べる. 【事前学習】 「最小二乗法」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第12回 | 検定のまとめ:種々の例について,どの分布を使って検定を行うかを考える. 【事前学習】 「仮説検定の例題」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第13回 | 多変数の回帰分析1:相関係数の意味を考え,多変数の相関係数を導入する. 【事前学習】 「多変数の回帰分析」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第14回 | 多変数の回帰分析2:最小二乗法により,多変数の回帰係数を求める. 【事前学習】 「多変数の回帰係数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
| 第15回 | 理解度確認のための平常試験とその解説 【事前学習】 本時の授業までの内容を学⽣間で議論・復習し,理解できていなかった箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】 平常試験の解説内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める.必要であれば,本やインターネットを利用し,学生自らで発展的内容を学習する.(120分) |
その他
| 教科書 |
石村園子 『やさしく学べる統計学』 共立出版 2006年
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| 参考書 |
種村秀紀,澁谷幹夫 『統計学I』 数学書房 2017年 第1版
馬場敬之,久池井茂 『統計学 キャンパスゼミ』 2012年
高杉豊,馬場敬之 『演習 統計学 キャンパスゼミ』 2011年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
確認テストおよびレポート課題により評価する. |
| 質問への対応 | メールにて質問を受け付けます |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台校舎タワー・スコラ11階1114室 メールアドレス:kubota.naoki08‟アット”nihon-u.ac.jp ※メール送信の際は,‟アット”の部分を@(アットマーク)に換えてください. |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ~ 16:30 タワー・スコラ11階1114室
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| 学生への メッセージ |
熱意をもって取り組むことを期待します. |