2020年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
| 科目名 | 水波工学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 居駒・増田 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | D41I |
| クラス | 海洋建築工学科3年生 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 水波工学Ⅰで修得した知識を基に、波浪とは異なる津波の特性を理解し,構造物の耐津波設計法を修得する。合わせて波浪の設計波の決定及び海洋建築物に作用する波力の算定法を修得する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用して実施する。 パワーポイントとホワイトボードによる板書を使用しながらの講義を行う。また学生同士のワークをとおして具体的な計算方法の修得を自ら行う場を設ける。 |
| 履修条件 | 海洋流体力学Ⅰ、水波工学Ⅰの単位を取得していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 講義のガイダンス 水波の取り扱いの基礎の復習 【事前学習】シラバスの内容の内容を熟読し講義を受ける準備を整える。(120分) 【事後学習】水波工学1の内容で重要な部分を確認し理解を深める。(120分) |
|---|---|
| 第2回 | 波浪の統計的性質とスペクトル(1);確率・統計学の基礎及び代表波とその定義、波高と周期の分布 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第3回 | 波浪の統計的性質とスペクトル(2);確率・統計学の基礎;スペクトルによる海洋波の表示、代表的な波浪スペクトル 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第4回 | 波浪の統計的性質とスペクトル(3);極値統計学の基礎とN年確率波の算定 風波の発達と波浪 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第5回 | 津波と波浪 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第6回 | 海洋建築物に作用する波力の算定法(1);モリソン式による波力、転倒モーメントの算定法 質量係数、抗力係数 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第7回 | 海洋建築物に作用する波力の算定法(2);合田の図表及びエクセルシートに夜は力の算定法 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第8回 | 海洋建築物に作用する波力の算定法(3);回折理論による波力の算定法 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第9回 | 津波の発生と伝播とその特徴 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第10回 | 建築物の耐津波設計法 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第11回 | 波のエネルギーと波力発電 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第12回 | 規則波中と不規則波中の波エネルギーの取り扱い 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第13回 | 波力発電システム 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第14回 | 波力発電システム 【事前学習】教科書を熟読の上,理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(120分) 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。(120分) |
| 第15回 | 総まとめ演習 事前学修:総復習 事後学修:総まとめ演習の確認 |
その他
| 教科書 |
増田光一,居駒知樹,恵藤浩朗,相田康洋 『海洋建築シリーズ 水波工学の基礎』 成山堂 2019年 第改訂増補版版
2019年に改訂増補版が出ているので,この新しいテキストを使用すること
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| 参考書 |
佐藤昭二、合田良美 『わかり易い土木工学 海岸・港湾』 彰国社 1980年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
総まとめ演習の取り組み具合80%,レポート課題20% |
| 質問への対応 | 授業終了後随時受け付ける |
| 研究室又は 連絡先 |
増田光一:13号館4階 電話047-469-8347 masuda.koichi@nihon-u.ac.jp 居駒知樹:13号館4階 電話047-469-5482 ikoma.tomoki@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 09:00 ~ 10:30 1343室:増田
火曜 船橋 16:40 ~ 17:30 1341室:居駒
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| 学生への メッセージ |
海及び沿岸域に建築物を建てるための耐波設計に興味のある学生の受講を希望する。 |